香川県移住とシェアハウス生活+車上生活
香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO houseなど)のオーナー、ありんこです。(プロフィールはこちらのページ)
ところで、こちらの記事→『香川県シェアハウス生活からの車上生活準備!?軽自動車にベッドを設置』を公開した夏の終わり頃から・・・わたしありんこはシェアハウスを行き来しながら、車上生活をしているわけで。
わざわざ家に帰る必要もなくどこにいても自由に寝られるという、旅好きにはたまらない生活スタイルですが、ついに車中泊には厳しい、寒い冬の時期がやってきました。
最近の車中泊のようす。
当たり前に寒いんだけども、大きな窓が全面にあるので毎日さわやかな目覚めです。
鳥のさえずりが聞こえてきたり、すぐ横をのら猫が通ってったり。
車上生活って、災害時にも役立つと思う。 pic.twitter.com/yczEjWtfkJ— ありんこ (@arinkolog) January 17, 2020
今年2020年は暖冬だと言われていますが・・・まあそこそこに寒いですよね。
そして、ようやく寒い季節が来てから1ヶ月間ほど!車上生活をやってみたので、今回の記事ではそんな寒い冬の車中泊、車上生活って実際のところどうなのか?困ることはあるのか?について詳しく解説していきます!
冬の車上生活(車中泊)
前回の記事→『香川県移住とシェアハウス生活。車中泊仕様にした軽自動車で冬の車上生活!』では、冬の車中泊に必要(と思われた)アイテムの紹介や、車内の使い方についてカンタンに説明しました。
まず結論を言うと・・・車中泊、冬は全然いけます!とくに四国という比較的温暖な気候の地域では余裕。
ちなみに、(シェアハウスなかまの知り合いですが)北海道で車上生活を10年間くらいやっている女性もいるとのこと。
経験上分かるかとおもうのですが、車の中って、基本的には暑くなりやすいですよね。真夏なんて、ひどいときは50度超えとかにもなりますし。
わたしが生活している軽バン(スズキのエブリイ)については断熱材を天井にだけは入れたので、温度上昇については多少軽減されている気もします。
車の天井に断熱材を入れる方法→『香川県シェアハウスと車上生活!軽バン(エブリイ)に防音・断熱材を入れてみた』
寒い冬については、暖房器具はないけれど生活空間としてはそこそこ暖かい車内。
とはいえ温暖な香川県でも、1月の時点で寒いときは、車内温度が3度や4度まで下がったりもしています。
そんな寒さへの対策をどうしているのかについても、これから解説していきますね!
軽バンを車中泊仕様・生活空間にする方法!
まず、ふつうの軽自動車(箱バン)をそこそこ快適な生活空間にするためにやったことについて、おさらいしておきます。
ちなみにこの車を選んだ理由ですが・・・天井が高く視界も良い、税金が安い、価格が下がりにくいという点などから、軽自動車のなかでも最も車内スペースの広いスズキのエブリイを選んだのでした。
業者さんがよく使う車種ですね。郵便局が使っているあの赤い車も、エブリイです。
そしてエブリイの後ろの座席部分をフルフラットにし、下が収納スペースになるベッドを設置しました!
近年の車中泊ブームからなのか?それぞれの車種に対応してピッタリとはまるベッドキットがたくさん、売られていますよ〜
設置の簡易さと丈夫さ、高さ、レビューの良さなどからこちらのメーカーのベッドを選びました。
そうするとベッドの下に収納スペースができるので、洋服や生活用品を置いていきます。
上にはふつうに布団を敷いています。ベッドマットがほどよい固さなので、布団1枚敷くだけで十分快適!
ちなみに、布団を2つ折りにしてたたんだ状態で運転をしても、後ろの窓の視界は布団によって遮られません!
たぶん布団を2枚敷いてしまうと、後ろの窓がちょっと塞がっちゃうかも。
さらに、前の座席の上にもこうしてオーバーヘッドコンソールという収納スペースがもともと付いているので・・・ここにも生活用品を収納!
このオーバーヘッドコンソールは、後ろのベッドマットの上に座っているときにもすぐ手が届いて使いやすい。
くつ下とかテッシュとか、よく使うものを置くのがおすすめですね〜
さらに、車中泊を快適にするためのアイテムは他にもいろいろあって。
たとえば網戸。換気をしたり、とくに暑い夏には必須ですよね。
取り付けがびっくりするほどカンタンでした!
あとは車種に対応したカーテン(サンシェード)も必須!光の漏れが少ないものを選ぶのがおすすめです。
さらに車内でパソコンなどを使って作業をしたいという人には、suaokiのポータブル電源がめちゃくちゃ便利!
わたしが使っているのはこちら。6.8kg、意外と軽くて小さめで、持ち運びしやすいです!
これを家庭用電源で充電しても良いんですが・・・ソーラーパネルを使って充電できればもっと便利。災害時にも安心です。
ソーラーパネルとポータブル電源については、詳しくはこちら→『香川県シェアハウスと車上生活!ソーラーパネルとポータブル電源で自家発電』
冬の車中泊、失敗とデメリット
電源があり、収納があり、快適な布団があり、断熱材があり・・・もうこれでかなり快適な空間なのですが。
寒い冬に車中泊・車上生活をしてみると、新たに気付く問題も。
冬の車内はこんな感じ。
布団の中にいれば寒くないのですが、それでも朝晩など寒いときは寒い。
そんなときに便利なのが、こちらのコンパクトなカセットガスのストーブ。
10〜15分ほどストーブをつけておけば狭い車内、一気にあたたまります!充分すぎるくらいに・・・暑くなりますよ。
当然ですが・・・つけっぱなしにして寝ると一酸化炭素中毒で死ぬんで注意!
寝落ちしやすい人はやめた方がいいかも。
今のところ、冬の車中泊でいちばん困ることが湿度。
日中はどちらかと言うと乾燥しやすい車内ですが・・・夜寝て朝起きると温度計・湿度計はこの状態!
まあつまり湿度がほぼ100%だし、温度も低く寒いので換気する気が起きない。
ちなみにこれは換気をし始めて数分たってからの写真ですね。起きたばかりのときは、湿度が100%超え。
冬の車中泊で困ること
というわけで冬に車中泊・車上生活をしていて困ることといえば
- 当たり前だけど寒くて暖房がない
- ガスストーブを長時間つけられない
- 朝の湿度が高すぎる
- 布団がカビそうなので頻繁に干す必要がある
- 太陽光が弱くバッテリーの充電が進みづらい
と、こんな感じ。
車中泊・車上生活をするメリット
逆に、もちろん車中泊・車上生活をしていて良かったこともありますよ!
たくさんあるのですが、ここでは冬に車中泊・車上生活をしてみてのことを書いていきますね。
きっと夏には夏の、良いところ困るところがあるんでしょう・・・きっと冬より過酷。
冬の車中泊で便利なこと
冬に限らないこともありますが・・・冬に1ヶ月間以上の車中泊・車上生活をしてみて良かったこと、便利だと感じたことをまとめてみました。
- どこにいても泊まれる
- 出かけてもすぐそこに家がある安心感
- 忘れ物をしてもすぐ取りに帰れる
- 非常時にもきっと安心
- 狭いのでストーブですぐ暖かくなる
やってみてしまえば案外どうにかなるものだし、むしろ快適な車中泊・車上生活!
春や秋はさらに快適になるのでしょう。楽しみ。
あとは、都会じゃなく地方だからこそ車中泊が快適なのかもしれませんね。
都会とは違い、道の駅など無料の駐車場がたくさんあったり、ふつうのコインパーキングや月極駐車場ですら激安です!
香川県など地方への移住について興味がある人はこちらの記事→『【まとめ】香川県、四国に移住したい人のためのお役立ち準備情報!』もどうぞ。
※ このブログを書いている、わたしありんこのプロフィールと、高松市内にあるシェアハウス「ありんこハウス」の入居募集情報はこちらのページからどうぞ。
ありんこハウスと、この冬新たに開業したコアリンコハウス。
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