【まとめ】香川県に移住して古民家リノベで作ったシェアハウス!開業〜運営全公開




香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO house)のオーナー兼住人、ありんこです。(プロフィールとありんこハウスの入居募集情報はこちらのページ

わたしありんこ、2015年に香川県にふらっと移住してきました。そして移住して来て2年目の2016年、わたしが25歳のときに古民家リノベーションを得意とする面白い不動産屋さんをインターネットで見つけ、縁あって古家物件を紹介してもらいシェアハウスをつくることができました。

 

小さな一軒家、リノベーション工事をしてもらい自分たちで多少はDIYで綺麗にして、ようやくシェアハウス(ありんこハウス)が完成!2017年にシェア暮らしを始めてからは、おかげさまで1年半くらいが経ちました。1年まるまる経営をしてなおかつ一緒にシェア暮らしを経験してみると、新しく見えてきたことがいろいろ。

今回の記事では、わたしがシェアハウス(ありんこハウス)を作るまでの想いやリノベーション工事の流れ、シェア暮らしを始めてからのようすについてまとめてみたので、盛りだくさんですが紹介します!

 

香川県高松市に移住、シェアハウス開業と運営への想い

25歳の当時、多少貯金はしていたものの家を購入できるだけのお金はもちろん持っていないし、当時勤務していた職場はすぐに辞める予定にしていたので安定収入を見込めるはずもなく、なおかつ香川県っていうのは移住してきたばかりの知らない土地でした。

そんな中でシェアハウスを経営しようっていうことを考えたわけですが、その理由は2つあったのでした。

 

シェアハウス開業の理由①不動産投資

まず、自分自身は社会不適合者(というより会社不適合者?)だということが学生時代から分かっていたので、会社に勤めずに何か自分の力で食べていく術を持って生きていかなきゃならないと思っていました。そういう意味での不動産投資

大学時代に借りていた奨学金の返済もあるし、貯金がゼロだった(バイトはたくさんしましたが、学生時代は旅にお金を費やしていました)ので、社会人として3年間は勤めて働き貯金をしました。ただ子どもの頃から集団行動が苦手だし、決まったことや事務作業を淡々とこなすのが嫌いだし、そもそも朝早く朝起きれない(起きたくないというより、病気なのかなんなのか起きれない、不可能)。冬場なんて日が短いので、朝まだ暗いうちに家を出て夜暗くなってから帰ってくるという生活・・・勤めて働いていた当時はストレスが半端じゃなかったです。

不動産投資って言うと、大きなアパートやマンションを購入して賃貸に出して、っていうのを想像しますが、それじゃなんの面白みもないしつまらない。どうせなら何か楽しいことを始めようと思っていました。

そしてタイミング良く面白い不動産屋さんに出会えて、物件を紹介してもらったのでした。安かったとは言えリノベーション費用含め数百万はかかったので、銀行で融資を申請することに。当時は勤めて仕事をしていたので信用され、ローンは簡単に借りられました。

こちらの記事→転職、退職のとき。仕事をやめる前までに絶対にやっておくべき3つのことでは細かく説明していますが、会社に勤めて安定収入があるということは、大きな信用として捉えられるのです!仕事をやめたいなら、まず今の安定した状態を利用してでできることを最大限にしてからの方が良いです。

 

運営について考えている人は参考記事も役に立つはず、細かく書いてあるのでぜひ読んでみてください!

【参考記事】

0からの不動産投資!シェアハウスなど事業を始める前に知っておきたいこと

民泊やゲストハウス、旅館を運営したい!不動産投資と事業を始めたい人必見のサイト

 

ちなみに、不動産やさんや物件紹介サイトってたくさんありますが、それぞれで方針や得意不得意がだいぶ違うので自分で選ぶ必要があります。シェアハウスだけじゃなく、これから宿泊関係などの事業をおこしたいと思っている人に、ひとつめちゃくちゃおすすめな物件紹介サイトがあります。それが「民泊物件.com」。

2018年6月から民泊を運営するにあたって守らなければならなくなった、民泊新法。意外とこれが面倒くさく、そこらの不動産屋さんや物件紹介サイト、物件のオーナーさんたちの中でも理解してくれる人たちは少ない。ふつうに民泊以外の宿泊業を始めるにあたって許可をとらなければならない旅館業法よりも厳しかったりもします。

だいたいの場合、賃貸物件はもちろん現状復帰だとか言ってDIYや転貸すら許されず全く融通がきかないことがほぼ100%ですし、売買物件についても価格が高い上に旅館業法や民泊新法の許可をとろうとすると新たに数百万〜数千万円単位でのお金が必要になってくる場合がよくあります。

そういう意味で、載っている物件は賃貸物件だったとしても、民泊に特化した物件を紹介しているサイトなので、あらかじめ旅館業法をとっておいてくれていたりします!事業を始めるにあたって追加で大きな支出が増えるということがあまりないという、かなり珍しい物件紹介サイトです。無料会員登録をすると、全国の民泊など宿泊業に使える物件が見られるようになるのでぜひ参考に→「民泊物件.com

あとは、なんにせよ自分自身である程度勉強したり情報収集したりすることが不可欠。不動産屋さんの言いなりに物件を買って多額のローンと向き合って必死に生きていく人たちはたくさんいますが。

むやみに不動産屋さんの言いなりになる前に勉強する場として、実際に不動産投資のセミナーに行ってみるのがおすすめです。

 

シェアハウス開業の理由②生活とコミュニティー作り

不動産投資という理由だけでシェアハウスをつくる人たちがたくさんいるようですが、それじゃ面白い場は作れないと思っています。

そもそもシェアハウス運営はコスパが良いように見えてじつはそうでもない。ふつうの賃貸の方がラクだったという場合もよくあります。シェアハウスのオーナーさんたち、細かいトラブルで悩んでいたり、ルールで長い間悩んでいたり、むしろトラブルなんてあって当たり前だと割り切れていたり。シェアハウスは、不動産投資をするという意味で考えると表面利回りは高めになります。ただしその代償もたくさんあるということ。

旅をしたことがないオーナーがやっているゲストハウスはまったく面白くないのと同様、面白い経験や人間力のないオーナーがビジネス関連の動機で始めたシェアハウスもまったく面白くないのです。(じゃあ自分はどうなんだと言われれば、まだまだ磨いている最中ですが・・・少なくとも同年代の大部分の人たちよりかは良くも悪くもいろいろ経験していろいろ考えてきたつもりです)

そして客層が変わりつつあるゲストハウス同様、入居する人たちにも面白みがなくなってしまうのはつまらない。ただ安いからだけじゃなく、シェアハウスに住んでみたいと思ってくれる人たちに来てほしいわけです。だからシェアハウス経営や運営は、不動産投資をして収入を得たい、というだけの人には向かないので・・・そうじゃない何かしらの理由がある人たちに、シェアハウスっていうものをつくって経営、運営してほしいと思っています。

ということで、わたしがシェアハウスを作った大きな理由は人と人がつながる場が作りたかったから。

学生時代、よく旅をしていました。当時よく利用していたのが、旅人のための安宿「ゲストハウス」。最近は「ゲストハウス」という名前でやっている面白くない宿もたくさんあるので自分で選ぶ必要があるんですが・・・ゲストハウスに泊まると、初対面の旅人どうしの交流がけっこうあります。そういう場面、旅先で仲良くなった人たちって今もけっこう仲が良かったりするのです。

なんせ、ゲストハウスってなんの共通点もない人たちが集まるので、いろんな生き方をしている人に出逢える。そうすると自分自身の人生の選択肢の幅が広がるというか、こういう生き方もあるんだなーって、かなりの刺激を受けます。

そういう面白い人たちどうしがつながる場って大好きで、そういう場を作りたいと思っていました。

家族以外の人と一緒に一軒家に住むのって、人によってそれぞれ合う合わないがあるとは思うんですが・・・わたし自身はよく旅をしたりゲストハウスが好きだったり、人のことがあまり気にならない(寛容というより、無関心なんだと思いますが)のでシェアハウスという暮らし方はとっても心地よくて好きです。

ということで、もともと他人だったからといってべつに無視するというわけでもなく、家族や友達と一緒に住んでいるみたいな濃いつながりはなくても良い。寂しさもなく束縛もない暮らし方ができる、ユルくつながれるシェアハウスを作りたいという想いがあって始めたのでした。

 

香川県に移住してシェアハウス用古家物件購入、住宅ローン

金融機関で無担保住宅ローン・・・

そして資金も経験も知識も全然なかったんですが、自分でなんとか勉強してある程度のことは学んでから、小さい一軒家の物件を買うことができました。資金がなかったので銀行からほぼ全額融資を受けたんですが、実際は事業を始めるにあたってお金を借りなきゃならないときの融資ってけっこう金利が高い・・・そこをじつは、住宅ローンとして借りることができたのです。

  1. 自分自身がその家に住むということで、事業ではなく住宅ローンで可
  2. 物件自体の価値がほぼゼロだったので、物件を担保とすることができなかった
  3. 無担保で受けられる住宅ローン→無担保住宅ローン

という流れで、無担保住宅ローンを組むことになりました。

お金を借りるときって、借りる金融機関や条件によってだいぶその先のローン返済額が変わってくるので、ちゃんと比較検討することをおすすめします。無担保住宅ローンだと、ふつうの住宅ローンよりも金利が少し高くなってしまうんですがまあ仕方ない。

 

複数の金融機関でローン審査

それでもじつは数カ所の金融機関に、複数同時に融資の見込み額を出してもらい、安いところに借りることにしました。

というのも1ヶ所だけに融資の相談をすると、融資額も金利もすべて、その機関側の言いなりになってしまうから。複数ヶ所の融資額や金利を比較していますよアピールしておいた方が、機関側もなんとかうちで借りてもらおうと努力してくれるわけです。これは住宅ローンに限らず、何か事業を始めるときには共通して言えることなんじゃないかと思いますが。

住宅ローン一括審査申込」←こちらは、複数の金融機関に一度に住宅ローンの審査申込が出来るサイト。実際に複数の金融機関に出向いて営業しなくても、とりあえず一括で入力して審査の申し込みができるのでかなり便利!審査だけしてもらって、こんなもんかっていうのを把握するだけで、べつに融資を受けなくても良いわけですし、けっこう便利なサイトです。

まず第一、金融機関に急に20代半ばくらいのボケーっとした女がひとりでやって来て「家を買うんでお金貸してください」って言ったって、なんだこいつは、舐めてるのか・・・ってなりますし。結局人は見かけで判断されます。

ということで、ちゃんと複数ヶ所の機関で融資額や金利を比較することは重要!そして実際に金融機関と直接つながるときには、できれば間に誰かしっかりした大人や資格を持った人経験がある人などに入ってもらうのもおすすめです。わたしは物件を紹介してくれた不動産屋さんが間に入って、融資してくれる機関とつなげてくれました。

 

火災保険の一括比較と加入

それから物件を購入したとき(借りるときにも)必須になる、火災保険への加入。月々で考えるとたいした出費ではないんですが、5年契約とかにして合計額を見てみるとけっこうな金額。

賢く保険会社を選ぶためには、必ず一括で保険料を比較してくれるサイトなどを利用してできるだけ安く、良い条件で加入した方が良いです。おすすめはこちらのサイト。→「火災保険一括見積もり

 

シェアハウス

ということで購入した、古くて小さな一軒家物件。リノベーション工事前です。

審査が通り金融機関から融資を受けて、一度に何百万ものお金が自分の銀行口座に振り込まれます!一瞬だけ金持ちになった気がしますが、とりあえずすぐに物件購入のためにそのお金を不動産屋さんに支払い、リノベーション工事の施工についての契約を結びます。(本当は工事の契約が融資よりも先なんだそうですが・・・)そしていよいよ施工開始!

 

香川県のシェアハウス古家物件リノベーション工事、DIY

シェアハウス

リノベーション工事の費用については、施工の契約をした時点で半額、工事がすべて完了してから残りの金額を支払いました。ということで、自分の銀行口座に振り込まれた大金は一瞬にして消え去ってゆきました・・・。

 

リノベーション工事

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施工開始から、まずはどんどん腐っている部分を解体。木造ですが、けっこう腐っている木があったりシロアリがいたり・・・。

床や床下、外壁や内壁、屋根、キッチンやお風呂、トイレなどの水回り・・・見えているところはほぼすべてを解体して、綺麗にリノベーションしていってもらいました。

 

シェアハウス

たとえばこちら、キッチンのある共有スペースですが、なんだか昔の家っていう感じ。

 

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こちらの写真はまだ工事の最中ですが、がらっと印象が変わりました!料理が好きなので、キッチンは複数人でも使い勝手が良いようにとこだわっています。

 

個室の写真。ほぼ全面的にリノベーション工事をしたんですが、それでも絵柄のある窓や柱など良い部分は残したまんま、木材や塗料にはこだわって、シンプルに仕上がりました!

 

DIY

さらに、せっかくの機会だし工事費の節約にもなるしということで、自分たちでDIYもしました。

ズボラのためのDIY」カテゴリーにまとめてありますが、天井塗装をはじめ簡単な家具を作ったり・・・工具も一通りそろえて挑戦してみたのでした。とはいえ、DIYですら知識も技術も経験もない状態だったのでこちらも必死に勉強!

 

こちらの本で一通りの工具の使い方や操作を学ぶことができました!さらに実践できる具体例も載っているので、1冊持っていると役立つこと間違いなしのおすすめ著書です。

 

香川県に移住して作ったシェアハウス運営と生活

  • 2016年11月に物件を購入
  • 2016年12月に隣の土地を運良く購入
  • 2017年1月〜リノベーション工事開始
  • 2017年4月に工事完了
  • 2017年5月にDIYもある程度完了して家具がそろう
  • 2017年6月〜シェアハウス入居者募集、入居開始

っていう流れでシェアハウス(ありんこハウス)が完成してシェア暮らしが始まったのでした。縁もゆかりもない、ひとりで移住してきたばかりの知らない土地だったんですが、いろんな人たちにサポートしてもらったおかげで、半年ちょっとで物件購入から入居開始までたどり着くことができました!

2017年5月頃からシェアハウス(ありんこハウス)の入居なかまを募集し始めて、6月からシェア暮らし開始。そしてシェア暮らしが始まったのですが、理想としてきた暮らし方「寂しさもなく束縛もない暮らし方ができる、ユルくつながれるシェアハウス」、入居なかまや関わってくれている人たちのおかげで実現できているんじゃないだろかと、思っています。

シェアハウス」カテゴリーには、シェアハウス(ありんこハウス)を作る段階から生活のようすまでまとめて紹介しています。随時更新しているので、興味をもってくれた方はぜひ読んでみてください!

 

香川県移住後のシェアハウス生活、運営のメリットとデメリット

シェアハウスに住んでみたい、シェアハウスの運営に興味があるという人は、こちらも参考にしてみてください!

シェアハウスの管理運営

シェアハウスを運営、管理するときには、入居してくれるシェアなかまにとって居心地の良い空間をつくるにはどうしたら良いか考えることはもちろん、トラブル事例についても知っておきながら、一般的にシェアハウスのデメリットになっている部分をリフォーム、リノベーションの段階でどれだけ予防できるかが、居心地の良いシェアハウスをつくることに直接つながるんじゃないかと思っています。

  • それぞれの個室全てにもカギを付け、玄関のカギは入居者が変わったときに変えているか
  • 入居の審査の時点でルールや違反に対する対処などについてしっかり説明しているか
  • 共用、専用の部分を分け、そのことについて共通理解があるか
  • 入居者の人数は多すぎてはいないか
  • 生活スタイルが全く合わない入居者を入れていないか
  • 入居者同士の距離が近すぎ、または遠すぎてはいないか

平和な日本ではあるけど、盗難やマナーを守らない入居者がいる可能性もあるので・・・数項目を事前にチェックしておく必要があります。

 

シェアハウス生活、運営に向く人

  • 一人暮らし経験があり、生活面や金銭面で自立している
  • 人とのコミュニケーションが好き
  • 人といる時間も、一人で過ごす時間も好き
  • 後片付けや掃除ができる
  • 他人の言動や行動がいちいち気にならない
  • 細かいことでストレスを溜めにくい

シェア暮らしをするのはもちろん、管理運営するにも、こんな性格の人が向いているんじゃないかと思っています。

つまり、一人暮らしができるし人とのコミュニケーションも好きっていう人。シェアなかま同士で近すぎず遠すぎずな距離を保てることが、全員にとっての快適な空間をつくることにつながるんじゃないかと。こちらの記事にあるように、むしろ人見知りの方がシェアハウスに向いているっていう場合もありますが・・・。結局、気遣いができてなおかつ気にし過ぎない、というのがシェアハウス運営やシェア暮らしのコツなのでしょう。

以上、シェアハウス開業からシェア暮らしまでの流れを一気にまとめてみました。

 

香川県など地方への移住について興味がある人はこちらの記事→『【まとめ】香川県、四国に移住したい人のためのお役立ち準備情報!』がかなりおすすめです。

香川県への移住者目線で、生活やの特徴や県民性などかなり詳しい情報をまとめました!

※ このブログを書いている、わたしありんこのプロフィールと、高松市内にあるシェアハウス「ありんこハウス」の入居募集情報はこちらのページからどうぞ。

 

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