四国名物、伝統の和菓子がまとめられた著書がついに出版!
香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO house)のオーナー、ありんこです。(プロフィールこちら)
今年の春先、四国4県(香川、愛媛、高知、徳島)をぐるっとまわって和菓子の商品撮影をさせてもらったんですが、そのときの本がついに出版されました。
内容が濃いのに、ポケットに入るサイズ(ギリギリ無理かも?)で、四国遍路や四国一周の旅のともにも便利!
著書「四国懐菓子88」
この著書、四国で昔から食べ継がれてきたお菓子を幅広く集めて紹介し、それを面白い「事興し」につなげられないかと考えて集まった有志の方たちによるもの。本の出版は、この方たちによる「四国の懐かしいお菓子88(略称:四国懐菓子88)」というプロジェクトの一巻です。
四国4県で古くから生産されてきた伝統の和菓子が88種類+α(計100種類!)載っていて、4県それぞれで検索もできるようになっています。古いお菓子には、江戸時代より前からつくられていたものも!ちょっとしたコラムが書かれていたり、どれも四国特有のお菓子文化が表現されていて、読んでいるだけでもおもしろい。
「四国懐菓子88」という題名には、お遍路さんがまわる四国八十八ヶ所霊場の88という数字が絡められていて、88種類のお菓子。この88種類を選ぶのにも、いろんなところから情報を集めたり実際に足を運んだり、多大な苦労をされたようです。
ちなみに88種類の和菓子、選定基準は
・その地域・近傍でよく知られ、食べ継がれてきたお菓子であること
・昭和30年代には、すでに存在していたお菓子であること
・商品として買えるものであること
とのこと。超有名な名物から、ほとんど知っている人がいないようなお菓子までいろいろ。
わたしは写真を撮影してまわっただけ・・・しかも全部を撮影したわけじゃなく。候補に含まれていたお菓子は100種類以上!とんでもない数だったので、ひとつひとつをしっかりと撮影することも、全店に足を運ぶこともできなかったんですが。でもやっぱり、実際に現地まで足を運んで撮影させてもらったお店の人たち、それぞれがそれぞれのお菓子に思いを込めて毎日作っているんだなーと。
コンパクトサイズなので、四国遍路や四国一周の旅のともに、プレゼントにもぴったり。おすすめ!→「四国懐菓子88」
香川県など地方への移住について興味がある人はこちらの記事→『【まとめ】香川県、四国に移住したい人のためのお役立ち準備情報!』がかなりおすすめです。長いんですが、移住者目線でのかなり詳しい情報をまとめました!他の関連記事も情報豊富です。