地方移住と低コスト生活!香川県に移住してからのミニマルな暮らし
香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO house)のオーナー、ありんこです。(プロフィールとありんこハウスの入居募集情報はこちらのページ)
都会の慌ただしさから抜け出し、地方(香川県高松市)に移住してきました。
香川県をメインの拠点としつつも関東や関西にも頻繁に出かけているので・・・多拠点生活のような暮らし方。
そんなわたしの田舎くさい感覚って、都会に住む若い人の中にはあまりないんじゃないかなーと。
いや都会にいると、キラキラした雰囲気や誘惑に流されて、本来田舎が合うような人でも都会っ子みたいになってしまうのかもしれないですね。
ただ地方に移住してきた今、わたしの生活費ってめちゃくちゃ安いんですよね!
そりゃもちろん、カメラ関係機材だとか車、多拠点移動のための交通費の出費はそれなりにあるんですが・・・基本的な生活コストが、都会で生活するよりもはるかに低いのです。(たぶん、地方で生活している一般的な人よりも少ない)
そんな地方移住生活をしている、わたしの生活コストについてまずは紹介します!
ちなみにわたしが香川県に移住した理由(というより住み始めてから感じたこと)について、まとめてあるのがこちらの記事→『今すぐ香川県に移住するべき理由とメリット!東京の人は思考停止に気付かない』
香川県に移住してからの生活費
「正社員で月20、30万もらってるのにお金が貯まらない・・・」とか、「気づいたらお金がなくなってる」というような話をよく聞きます。
人よりもおそらく低コストな生活をしているわたしからすると、「そんなわけないだろが!」と思ってしまいますね・・・
というわけで実際のところ、わたしがどういうところにお金を使っているのか、どういうところにお金を使っていないのか、まずは全公開です!
<地方移住1ヶ月間の生活費>
- 家賃、共益費、火災保険:¥40,000
- 電気、ガス、水道料金:¥9,000
- 通信費(無線LAN、スマホ):¥7,000
- 車関係(駐車場、ガソリン、車検など):¥10,000
- 食費、日用品費:¥18,000
- その他交通費、医療費など:¥6,000
- 趣味関係(写真の現像代など):¥3,000
合計:¥93,000
これだけ。1ヶ月10万円もかからない!
わたし個人としては、実質はシェアハウス(ありんこハウス)を運営していることによる家賃収入とローンの返済額が同じくらいなので、自分の家賃がかかっていないと考えればもっと生活コストは低いですね。ここでの家賃共益費はありんこハウス相場です。
家の火災保険については、自己所有物件でも賃貸物件でも必ず入る必要があるんですが・・・保険会社によって値段が違うので比較して安いところを選ばないと損します!ほぼ100%掛け捨てですし、火災保険なんて、会社によって保障内容が大きく違うということはないので。「火災保険の比較・一括見積もり」
2年に1回の車検や車の保険などに関しては、月平均にして反映しています。
ただ車関係以外にも、大きな出費はたまーにあります!税金など含め。個人的にはカメラが故障したとか、家電が故障したとか。
数十万円単位での出費がときどきあるので・・・貯金ももちろん、言うまでもなく大事!
日々の生活コストを下げる方法
光熱費は、ひとり暮らしの相場(季節によって変わるので年間平均)にして計算しています。
ただしこういうコストって、情報さえあればどんどん下げられるんですよね。
とくにプロパンガスについてはガス会社によって全然金額が違ってくるので・・・安いところを自分自身で探さない人が損をするシステム。ガス会社によって、金額には倍以上の差がありますよ。参考に→「ガス料金比較・見積もり」
以前住んでいたアパートでは、なぜか今の倍以上、ガス代がかかってました・・・
今も前もプロパンガス。ガス会社が違うだけ!
通信費についても同様ですね。わたしの場合は格安SIMを利用して、4年ほど前から同じiPhoneSEを使っています。
スマホ本体は4年ほど前に一括で支払って購入しているので、毎月の支払いは2000円程度。(本体代は高かったですが、長く使えば使うほど元が取れますよね)
通信費に含まれるもうひとつの項目、無線LANは四国ではおそらく最安の「ピカラ光ネット」。(四国以外だと、「フレッツ光」なんかが安いですね)
つまり低コスト生活のポイントは、こういうチマチマとした毎月の出費を減らすこと!
生活に必要なコストって、自分で調べず人任せにする人はどんどん搾取される仕組みになっているんですよね。
物欲がなければ、地方での低コスト生活はラク
さらに、気づいたかと思いますが・・・家賃相場(駐車場含む)や食費、日用品費が都会暮らしと比較すると極端に安い。
賃貸費用の相場が低いのはもちろんなのですが、食費なども安い。これは一言で説明するのは難しいんですが、簡単に言うと
- そもそもお店が少なく誘惑が少ない
- 地産地消食材(野菜、魚など)が安く手に入る
- 人から野菜をもらえたりする
- 食材があるから、自炊をする
- 全体的に物価が低め
- 車移動だから、お酒飲まない
- 終電逃してタクシー、とはならない
というような、複数の部分によるものですよね。
そりゃ、飲み会が好き、代行運転やタクシーをどんどん利用する、街のど真ん中に住みたい、という人たちに関しては都会暮らし同様にお金がかかっているようですが。
さらに個人的な話をすると・・・
引きこもるのが好きで料理も好きなので、ほぼ自炊。
休みの日に無駄に街を歩き回ってカロリーを消費することもないので、1日1食か2食で済む。
友達が少ないので、付き合いや飲み会はほぼ行かない。(大勢で集まるのは好きじゃない、根暗。笑)
服や美容に興味がないのでほとんど買わない。髪の毛は自分で切っています。(前髪は自分、後ろは相方に切ってもらう)
という、都会の人から見ると「なんだこのズボラは!」となる感じの省エネ生活。べつに我慢してるんじゃなく、この生活水準で満足しているんですよね!
お金を使うか、使わないかの基準としては「未来の何に繋がる出費かな?」と常に考えてます。金額の大きい、小さいは関係なく。
個人的にお金を使うところは、趣味以外に、友達や家族(少ないので大切にする)との時間、身近な人のためになる物、自己投資(勉強関係など)、くらいですね。
お金って「気づいたらなくなってる!」という気持ちも、分からないわけじゃありません・・・でも、無駄が多すぎないかということ、常に自分で把握しておく必要があるんですよね。
物を売る方は逆に、わたしたちに「気づいたらお金がなくなってる!」という状況を作り出すために、わざといろいろな誘惑をしてきます。
たとえば、格安SIMの存在なんてケータイ会社が教えてくれることはないですし、家を借りたら絶対に入る火災保険だって、案内されるがままに一度契約してしまえば会社の思うツボ、他社の方が断然安い!という情報なんて教えてくれるわけがありません。
情報弱者が負ける資本主義社会。自分でしっかりと情報収集して出費を見直してみれば、意外と少ないお金でも生活できるということに気づきますよ〜!
つまり大事なことは
- 土地が安い地域で生活する
- 情報収集して日々のチマチマした出費を減らす
- 本当にほしいもの、必要なものか考えて買う
というシンプルなもの。
たくさん稼いでも、生活のためにたくさんお金が出ていってしまうなら、そのお金を稼ぐために働いた時間が、無駄になっているわけで。
というわけで給与水準が多少下がったとしても、生活コストも大幅に下がる、地方での低コストな暮らしがおすすめなんですよね。
地方移住と仕事についてはこちらの記事を参考にどうぞ→『香川県など四国移住と仕事の見つけ方!UターンやIターン就職・転職情報』
香川県など地方への移住全般についての情報がほしい人はこちら→『【まとめ】香川県、四国に移住したい人のためのお役立ち準備情報!』
香川県への移住者目線で、生活やの特徴や県民性などかなり詳しい情報をまとめました!
※ このブログを書いている、わたしありんこのプロフィールと、高松市内にあるシェアハウス「ありんこハウス」の入居募集情報はこちらのページからどうぞ。
生まれてきてからずっと、学生時代も都会で生活してきたのに・・・基本的にはキラキラした場所は苦手ですね。
最近では、高松市の街中でさえも大都会に見えてきました。人間が多いし、なんだかみんな着飾ってて・・・