香川県三豊市。お花見におすすめな紫雲出山(しうでやま)
香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO house)のオーナー兼住人、ありんこです。(プロフィールこちら)
今回行ったのは3月初旬。桜の木々はまだまだ冬仕様でした。シェアハウス(ALINCO house)のある高松市内からは、車で下道を走って1時間半ほど。(わたしアリンコの運転技術では高速道路は恐すぎるので、いつでも下道でノコノコ進んで行きます。)
旅人たちとフィルム
今回はこの2人と一緒。こちらの記事で紹介したイーノくんもそうでしたが、ひとり旅をきっかけにつながった旅友達です。5年前の夏に小笠原諸島のゲストハウスで知り合った友達。年齢も職業も出身もなにもかもが違うけど、こうして出会って今でもつながってるのが、面白くて嬉しくて、なんだか不思議。
こちらの2人は、わたしアリンコより年齢はひとまわりくらい上。でも、アラフォーには見えない若さ・・・。旅人って、なぜだか分からないけど年齢よりも若く見える人が多いのです。自由に生きて、心がすさんでいないからでしょうか。
というのは、こんな感じ。(こちらは、日本のウユニ塩湖として最近話題の父母ヶ浜での、ハイキックのようす・・・)
旅人の友達って、とにかくフットワークが軽い。そして表情がいい!自分の意思で自由に、生きてるんだなーという感じがすぐに分かります。他人に左右されることなく、本当の意味で「生きてる」なあと。こんな人たちの写真を撮るのが、すごく楽しい。
フィルムカメラで表現できる空気感と、こういう自由人の表情や雰囲気が好きです。マニュアルで人の良い笑顔にフォーカスして撮るのって、難しい。だからこそ楽しい。
こちらもフィルム。紫雲出山の、冬仕様の桜たち。
桜の木々は裸。それと一緒に瀬戸内のキラキラも。
冬仕様の桜と、満開の水仙
冬仕様の紫雲出山へ。桜の開花時期とは違い、かなり空いていました。ちなみに桜の開花時期の休日には、こんな辺鄙な場所にあるにもかかわらず、駐車場に入りたい車の長〜い行列ができます。
春先は、空気がもやっとしている日が多い。でも、これはこれでなんだか雲海のようで幻想的。もやの中に、瀬戸の島々が浮かんでいるようにも見えます。
駐車場は、けっこう広い。車をとめた後の順路も、看板に示してあります。
こちらの細い道は順路ではないですが・・・
行ってみると眺めの良い場所が。
桜の木は裸。もうそろそろ開花時期が近づいているということで、ちっちゃなつぼみに話しかけてました・・・「春ですよ〜!」。
いったん駐車場に戻り、順路にしたがって出直し。
咲くのを待つ、たくさんの桜のつぼみたち。春が待ち遠しい。
ある程度の高度までは車で登って来れますが、山頂までさらに10分ほど歩く道へ。
道の脇にのびているたくさんの枝は、紫陽花の木。
この時期は、桜の木も裸だし、紫陽花の木も裸。同じ場所にたくさん生えているのに、同じ時期には絶対に咲くことのない2種類の花。
桜の木にも紫陽花の木にも、葉も花もないこの時期、満開だったのはこちら。
水仙の花たち。背が低くてちょっとうつむいてる、控えめな花。キレイで控えめな感じが、なんだかいい。
そしてこの時期、水仙の他にも咲いている花がありました。
まだつぼみのものが多かったですが・・・真っ赤な花を咲かせる椿。もうすぐふわっと開きそうなつぼみが、そこらじゅうに。
前回来たときは、こんなのはあったかな・・・?
自然災害のあとでしょうか。通行止めにはなっていなかったものの、落石注意や工事中の看板がありました。看板があるだけで、ふつうに通れちゃったんですが。
絶景カフェと、遺跡
山頂に到着。絶景はもちろん、意外なものもいろいろ。
春霞の中、もやっとした風景と冬の桜。まるで宙に浮かんだ世界にいるよう。瀬戸内って、こういう海と島たちの風景がなにより美しい。
どうやら、カフェもあるようです。
じつはこの日は休日なのに、閉まっていました。時間帯の問題だったようですが・・・閉まっているのに、なぜかメニューが外に。風で吹っ飛ばないのかな。
営業時間など、詳しくはこちら。
それから、カフェがある建物の奥にはこんな昔の方々が・・・家族かな。
さらに奥には、弥生時代に使われていた竪穴式住居や高床式倉庫が再現されています。ちょうどこの場所にあったようで、跡地としての看板も立っていました。
何か食料がなかったかな?と、高床式倉庫に登って入ってみるアラフォー・・・
展望台、頂上広場
展望台もあります。奥の方には鐘があり、さっきのアラフォーが引き寄せられていきます・・・
ここぞとばかりに鳴らしてみると、けっこうびっくりするくらいのデカイ音が出ました笑
展望台からは、紫雲出山の桜の木々と瀬戸内海が一望できます。これは絶景!
瀬戸内海を一望できる展望台には、ここから見渡せる島の名前がわかる案内板が。
香川県内から船で渡れる島には、高松港からアクセスできる有名な直島や豊島、男木島や女木島、小豆島などの他にも、丸亀港からアクセスできる牛島や本島、多度津港からアクセスできる高見島や佐柳島、ここ三豊市内の港からアクセスできる粟島や志々島、観音寺港からアクセスできる伊吹島などがあります。
同じ瀬戸内海に浮かんでいても、それぞれの島で違う独特の雰囲気や文化があっておもしろい。
そんな島々が、この場所からはいっきに眺めることができます。天気が良いときには、香川県の坂出と岡山県をつなぐ瀬戸大橋も。
実際に上陸できる島や上陸できない島、定期便がある島や島民の自家用ボートでしかアクセスできない島、無人島など、行っても行っても行き尽くせないくらいの島々が、この瀬戸内海には浮かんでます。
頂上広場にあったベンチ、恋人の聖地なんでしょうか。ハートでくり抜かれていたので、ちょっと覗いてみました。なかなかかわいい写真。
のび放題の桜の木には、小さなつぼみがたくさん。
展望台から眺める景色。桜の開花時期には、この道がピンクで染まります!
春の桜たちと瀬戸内海
今回紫雲出山を訪れたのは、桜の木がまだ丸裸の時期。そのぶん、水仙や椿の花を見ることができました。
ここからは、桜の開花時期に訪れたときの紫雲出山の写真をいくつか紹介します。
やっぱりこの、桜の木のピンクと瀬戸内海の青が一緒なのがいい!
満開の桜は、薄いピンクだけじゃなく濃いピンクのものも。
この時期にしか見られない、自然が創り出すたくさんの彩り!四季があるって、すばらしい。
こういう春の風景を見ると、やっぱり日本っていいなーっと改めて思います。
桜の花のピンクってなんだか、あったかくてやさしい色。そして瀬戸内海の青は、太平洋の濃い青とはまた違って、こちらもなんだかやさしい色。この彩りの組み合わせが見られる場所って、他ではあんまりないんじゃないかなーと。
ちなみにここ紫雲出山は、香川県内の西側。日本のウユニ塩湖として話題を読んでいる父母ヶ浜海岸から、車で30分かからないくらいの場所にあります。ついでに行ってみるのがおすすめ!
ちなみにこちらが、シェアハウス(ありんこハウス)のなかまと一緒に出かけた父母ヶ浜海岸。
香川県など地方への移住について興味がある人はこちらの記事→『【まとめ】香川県、四国に移住したい人のためのお役立ち準備情報!』がかなりおすすめです。長いんですが、移住者目線でのかなり詳しい情報をまとめました!他の関連記事も情報豊富です。
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