日本全国都道府県ランキングで見る香川県
香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO houseなど)のオーナー、ありんこです。(プロフィールはこちらのページ)
都会での生活に窮屈さを感じ、海や島のある瀬戸内になんとなく漠然と魅力を感じたので、大学卒業後すぐ、うどん県にひとりでふらっと移住し社会人として生活。
ありんこハウスは2年ほど前、縁あってボロい一軒家を購入、リノベーション工事を経て半年後に完成しました。現在は素敵な(ちょっと変わった?)シェアなかまたちと一緒に、ユルいシェア暮らしを楽しんでいます!
生まれと育ちは神奈川県、香川に移住してきてからは4年ちょいたちますが・・・移住者ならではの、香川の人たちについて思うところもいろいろあるのでした。
今回の記事では、そんな香川県が全国各都道府県と比較するとどんな特徴があるのか、いくつか紹介していきたいと思います!
うどん屋軒数と消費量1位
もちろん香川と言えばうどん!うどん屋の店舗数はダントツで1位。もちろん消費量もですが。
地図上で、なんだか香川県だけ嫌がらせのように色が濃い・・・。
ちなみに香川県って、日本全国でいちばん面積は小さいので、つまりうどん屋の密度、密集率がこれ以上に高いということになります。たしかに、自転車や車でほんのちょっと走る間に必ずうどん屋を数軒は見かけます。コンビニを見かけないようなど田舎の地域でも、うどん屋だけは抜かりなく。
そしてうどんだけじゃなく、じつは麺類の消費量も日本一だったりします。うどん屋だけじゃなく、なにげにそば屋やラーメン屋もよく見かけます。これにともなってか、糖尿病患者数もなかなかの上位・・・ぽちゃっと太った人が多い気がするのも、気のせいじゃないのかも・・・。
あ、ハンバーガーやまんじゅうの消費量もけっこう上位の方です。みなさん車でしか移動しないしちょっとの距離でも歩かないし、こりゃ糖尿病になるわ・・・。
先日出版された本「四国懐菓子88」。こちらに掲載されている写真の撮影に関わらせてもらったんですが、香川県内にこんなに和菓子屋さんがあるんだーと、どんだけ多くの種類のまんじゅうがあるんだ・・・と感じていたところでもあります。
パン屋の店舗数上位!
ちなみに香川県民の人に聞いた話だと、うどん屋の軒数は多いけどそれ以上にカフェが多いんだよと。さらに、それ以上にパン屋が多いんだよと!
全都道府県のランキングだと、愛媛県が1位。
香川は8位でした。
と言っても、なんせ香川県は面積が日本全国最下位。なのにパン屋軒数は第8位。そこそこ上位の割合なんじゃないでしょうか。ちなみにこちらの数字は2012年の段階で、新しいパン屋も増えていたりするので今現在、実際のところはどうなんだろか。
そしてよくよく見てみると、なんと四国4県(香川、愛媛、徳島、高知)が全て8位以内に入っているじゃないか!四国ではパンがよく売れるのか?
実際に香川県民に聞いてみると、なぜかみんなパンをよく買うんだそう。数千円〜1万円単位でパンを買っていく人たちもたくさんいるそう・・・。うどんもそうだし・・・小麦粉中毒?ナゾの県民性です。
移住者から見た、香川県民の県民性
交通事故件数、陰口・・・
他には、交通事故件数や交通死亡事故件数がかなりの上位だったり、子どもがもらうお小遣いの金額が1位で世帯別貯蓄額も1位だったり・・・でも県民性としてはケチだと言われています。たしかに、自分の子どもには甘いし大切に育てるけど他人に対してはケチっていう傾向、なんとなくある気もします。
それから、嫌だなと思うところをさらに挙げてみると、田舎は特にそうなのかもしれないですが・・・なんせ陰口が多すぎる。表向きはやさしかったり気前が良かったりするのに、後になって陰で愚痴を言いまくるという、わたしのいちばん嫌いな性格の人たちが多い。
お遍路さんへのおもてなし文化
逆に、香川県の人たちの県民性、良いなーと感じるところもあります。お遍路さんへのおもてなし文化があるからか、気さくな人も多い。みなさんよく贈り物をしてくれたりもします。
県民性の気に入らないところを知ってしまって、溶け込みづらくなってしまう移住者の人たちもいるそうなんですが、良いところもあるしそりゃ人間なのでみんな所詮自己中。ケチとかお金に目がないとか・・・それがおもてに出ちゃっている素直な人たちが多いのかもしれないなと考えると、むしろ溶け込みやすいんじゃないかとも。
個人的には人との関わりなんて深すぎちゃだめだと思っているので、このやさしさは表向きだけなのかなーなんて思いながらも、なんともなく楽しくやっていってはいます・・・。
香川県暮らしと移住体験、転職と求人
おだやかな瀬戸内と、自然豊かな四国。そんな素敵な場所にある、日本一小さな香川県ですが・・・
良いことばっかりではなくもちろん、交通事故が多かったり雨が少なかったり、困るような部分はあります。でも総合的に見ると、日本国内ではかなり住みやすい場所なんじゃないかなと、思うのです。
地域おこし協力隊って実際どうなの?
今、移住体験ができる施設ができてきていたり、地域おこし協力隊など気軽に移住・就職ができる手段が増えてきています。
永住するかどうかなんて決める必要もないし、決めたところでそうなるかなんて保証はどこにもありません。もっと気軽に移住、他拠点生活をしたら良いんじゃないのかなーと、思うのです。
地域おこし協力隊に関しては、行政がつくった制度ということもあり・・・個人的には数年前までとくに魅力を感じていなかったんですが
- 興味のある都道府県、地域に住める
- 給与月額が20万程度のところも多く以外と稼げる
- 住居は無償で与えらえるので家賃がかからず大きな節約
- その地域の人たちとのつながりがつくりやすい
などなど、意外と大きなメリットがあったりします。
四国での就職・転職に強いサイト
さらに「地方移住したいけどどこでも良い〜」とかじゃなく、香川県など四国への移住に特化して考えている人にはめちゃくちゃおすすめな転職サイトがあります!
それが、「四国転職ネット」。
大手のサイトに載ってない求人がかなりたくさんある、四国という地域に密着したサイト。大手サイトでは埋もれて出てこないような地方での転職情報をたくさん紹介してくれます。
ただこのサイト、四国に縁が薄い人については事例が少ないそうで・・・たとえば親戚が四国に住んでいるなどちょっとした縁がある人の方が実績が多いとのことですね。(まあ、縁もゆかりもないけど四国に移住したい、という人自体が少ないという理由もあるんでしょうが)
ひとまず自分に合ったものだとどんな仕事があるのか、転職相談をしてみると・・・地方なのに(と言ってバカにできないほど)意外と条件の良い仕事を紹介してくれたりしますよ〜
転職相談はオンラインで(電話などで)できるので、これも嬉しいポイントですよね。とにかく、四国への移住に特化して考えている人には相談の価値ありなんじゃないでしょうか→「四国転職ネット」
いかがでしたか?四国や瀬戸内に移住をしたい!という声は最近よく聞きますが・・・そうは言っても、仕事をはじめ住居、教育などなど心配事はつきないですよね〜
ただひとつひとつを少しずつでも解決できるように情報収集しながら、一歩ずつ行動を起こしていけば、理想の暮らしってきっと、思っているよりも近くにあるものなのかもしれないですね。
香川県など地方への移住について興味がある人はこちらの記事→『【まとめ】香川県、四国に移住したい人のためのお役立ち準備情報!』がかなりおすすめです。
香川県への移住者目線で、生活やの特徴や県民性などかなり詳しい情報をまとめました!
※ このブログを書いている、わたしありんこのプロフィールと、高松市内にあるシェアハウス「ありんこハウス」の入居募集情報はこちらのページからどうぞ。
ただし地域によって、働く環境の評判はまちまちだったりするんで、ある程度の見極めは必要!あんまり楽しくなかった・・・という人も。
でも1年ごとの契約なので、楽しくなかったらやめれば良い。そして地域おこし協力隊を経て、地元の人たちとの繋がりを作ってからゲストハウスを作った、などうまく起業に繋げている人たちがたくさんいます。
時期によって募集している地域が頻繁に変わるので、もし少しでも興味があれば、無料会員登録して情報を集めるのがおすすめですね→「地域おこし協力隊のサイト」