香川県シェアハウス生活。暮らしのスタイル
香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO house)のオーナー兼住人、ありんこです。(プロフィールこちら)
古い小さな一軒家をフルローンで購入、リノベーションを行い、小さなシェアハウスに。シェア暮らしを開始してからはもう、半年ちょい。お正月からは、入居しているシェアなかまが摘んできてくれたナンテンを飾っています!
先日、住居の研究をされている大学生さんとその教授の方が、シェアハウス(ALINCO house)を完成させるまでのことや、わたしありんこ自身のことについていろいろと、話を聞きに来てくれました。
こちらはそのときにいただいた、ソーラー充電式ランタンとお菓子。ソーラーランタンって災害時にすごく役立ちそう!普段も、電気代を食わない照明として使っています。お菓子はシェアなかまとシェア。あっという間になくなりました。
ありがたいことに、ときどきありんこハウスの話を聞きたいという変わった人たちが現れるので、お話させてもらっています。ちなみにときどき現れる、ありんこハウスの話を聞きたいという変わった方々、その目的はさまざまです。シェアハウスでの暮らしに興味があるという人や、不動産投資のひとつとしてシェアハウスに目を向けている人、わたしありんこという人間の生き方考え方に興味を持ってくれた人・・・
シェアハウスにはトラブルはつきもの?「かぼちゃの馬車」
スマートデイズ社のシェアハウストラブル、ニュースでも取り上げられていてご存知の方は多いかもしれないですが。簡単に言えば、シェアハウス運営会社がオーナーに家賃を支払えなくなった話。
首都圏を中心に、女性限定シェアハウス「かぼちゃの馬車」の運営をしている株式会社スマートデイズ。
スマートデイズは2012年に設立された株式会社で、シェアハウスの建築から、通常だとオーナーがするような入居・退去時の業務、管理運営までを請け負うというサブリースで業績を伸ばしてきました。シェアハウスのオーナーを募集して、30年間定額家賃保証(空室だろうが満室だろうが、毎月の家賃収入をオーナーに保証)するという名目で契約してきたそう。家賃収入を保証してくれて、なおかつ管理運営までしてくれるんなら、こんなにおいしい話はない!
「家賃保証」、「一括借り上げ」は詐欺?
でも最近になって、その家賃保証の額が減額される事例がたくさん発生、さらにオーナーへの家賃支払いをストップせざるを得ない自体にまでなっているのです。
”家賃保証”って、”毎月同じ額の家賃収入を保証してくれる”んじゃなくて、”毎月家賃を支払うことを保証”することでした!つまり極端な話、1円でも支払ってくれていれば”家賃保証”されているってことになるよう・・・しかも、家賃の減額を要請されたオーナーがそれを拒否すれば、賃貸管理継続不可能だとか判断されて、契約を解除されてしまうリスクもあるのです。
”家賃保証”って言葉の通りに受け止めてしまうと、それはまちがった意味。”〜年間一括借り上げ”とかいう言葉も、言葉の罠。これってはっきり言って、詐欺なんじゃない?家賃は全然保証されてないし、全然借り上げられてないし。
世の中理不尽なことだらけ。個人は会社より弱い。(悪く言えば)会社に詐欺られたとしても、無知な自分が悪いってことになってしまいます・・・自分を守るのは自分だけですねー。
不動産投資とシェアハウス
シェアハウス運営をまかせる=ほったらかし投資?
「かぼちゃの馬車」でシェアハウスオーナーをしている人たちって、どうやら会社員や公務員が多いよう。所有しているシェアハウスの管理運営は、完全に会社まかせ。空室状況すら知らされていない状態なんだとか。
会社員や公務員の人たち、普段は所有している物件を気にかけている暇がなく、”家賃保証”されているということがあり、おそらく完全にほったらかし投資。放っとくだけで、毎月家賃が入ってくる状態。良さそうに見えるけど、今回の「かぼちゃの馬車」の事例を受けて・・・やっぱり問題点はいろんなとこにあったんじゃないかなーと。ネットで検索すれば、「かぼちゃの馬車」のシェアハウス運営についての問題点はいくつか出てきます。
シェアハウス運営は不動産投資目的の人には向かない
で、わたしが思うのはやっぱり、シェアハウス運営は不動産投資として考えてたらうまくいかないっていうこと。
こちらの記事→『【まとめ】香川県に移住して古民家リノベで作ったシェアハウス!開業〜生活のようす』にもシェアハウス運営について、わたしなりの思いを書いてますが、シェアハウスには向く人と向かない人がいます。完全に分かれます!
投資じゃなくて、ふつうとはちょっと違うスタイルの暮らしを楽しむのがシェアハウス。
また詳しい数字の部分もふくめて記事にしようかと思ってますが、実際のところALINCO houseも、もし不動産投資として考えたならそこそこ非効率。
それでもわたしにとっては得るものが大きいから、暮らしにも人生にも彩りが加わるから、ひとり暮らしじゃなくシェア暮らしをしているわけです。そして入居してくれているシェアなかまにとってもそうあってほしいと思うから、完成させるまでの苦労があったものの何だかんだ楽しんでいるし、これからも新しいことに挑戦していこうといろいろ考えを巡らせているのです。
香川県シェアハウス生活。皆既月食、スーパー・ブルー・ブラッドムーン
2018年1月31日の、スーパー・ブルー・ブラッドムーン。どうしても撮影したいと、ひとりでワクワク盛り上がってました。皆既食ちょっと前まで空が霞んでいたものの、直前になってふと空を見上げてみると、なんと晴れている!!
ってことで、シェアなかまを誘って家の外へ・・・
シェアハウス(ありんこハウス)から見た皆既月食です。
完全に月が消えた瞬間は、残念ながら曇り。でもその直前まではこんな感じで、見事な食のようすが見れました。感動!しかし寒い。シェアなかまあってのシェアハウス運営シェアハウス暮らしです。
シェアハウスや移住に興味がある人は参考のまとめ記事もどうぞ!かなり詳しく書きました。
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