【香川県シェアハウス生活】移住とシェア暮らし。生き方と人との出逢い




香川県移住とシェアハウス生活

香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO house)のオーナー兼住人、ありんこです。(プロフィールこちら

2年半ほど前、都会での生活に嫌気がさし、縁もゆかりもない香川県にひとり移住。移住の理由など詳しくはこちら→『【まとめ】香川県、四国に移住したい人のためのお役立ち準備情報!

古い一軒家をローンで購入。地元の親切な方々と協力してリノベーション工事をおこない、ようやく小さなシェアハウスをオープンしてはや3ヶ月ほど。いまはオーナーの自分自身もシェアハウスに住み、シェア暮らしを楽しんでいます!

シェアハウスって、まだまだ日本国内の特に地方ではマイナーですが、わたしはこの暮らし方がけっこう好き。知らない人にとっては得体のしれない暮らし方だそうで、「一緒に住んでる人は友達どうしじゃなくて他人どうしなの!?」とか「どういう関係性で同じ家に住んでるの!?」とかって聞かれたりします。もともと友達どうしじゃないからこそ楽しいのに。

 

ひとり旅と人との出逢い

飽和するゲストハウスの、本当の定義

シェアハウスは家、ゲストハウスは宿泊施設ですが、両方とも、もともと他人だった人たちどうしが交流できるのが魅力。寮などとはまた全然違うんですが。とにかくおもしろい人が多い。おもしろいというのは、ギャグ線が高いという意味じゃなく、生き方がおもしろい。

ゲストハウスについても、海外からの観光客の増加とともに、ここ数年で国内どこもかしこも増え続けています。

でも、ある島のゲストハウスのオーナーさんが言っていたのは、”ゲストハウス”という名前だけで外国人や旅人をおびき寄せている宿泊施設が多いということ。たしかに、今ではひとつの地域、ひとつの小さな島にゲストハウスが何軒も何十軒もあったりします。

旅をしたことがない人がやっているゲストハウス

名前だけが”ゲストハウス”の、ただの安い宿泊所

小綺麗なホテル風にして人を呼び寄せているゲストハウス

などなど・・・。

ゲストハウスの定義はなにかと聞かれたら、言葉でははっきり答えられないけど、旅人たちのなかでは、旅人たちにとってのゲストハウスのイメージがはっきりと存在してます。綺麗じゃなくても、サービスが行き届かなくても、ほぼセルフサービスでも、それぞれのオーナーやスタッフさんの個性があって魅力があって、旅人どうしが交流できて、またこのゲストハウスに泊まりたいから、この地域、この島に来ようと思えるような場所

ゲストハウスのいちばんの魅力は、住んでる場所も職業も年齢もなにもかも違う、そのときその場所に居合わせなかったら一生関わることなんてなかったはずの人たちと関われることなんじゃないかなー。いろんな生き方をしている人と出会えること。

いままで、まだ数年ですがたくさんの地域を旅して、たくさんのゲストハウスに泊まってみましたが、ゲストハウスでのいろいろな出会いが、生きていく上での大きな糧になっています。

 

本物の旅人宿とは呼べないような、”名前だけゲストハウス”が増え続けている中、旅人は自分で本物のゲストハウスを選ばなきゃならない今の状況・・・そしてきっとこれからはもっと・・・。

有名な宿泊施設の総合サイトに登録しているゲストハウスもちょこっとはあるので、そういうところは評価や口コミで、その評判を調べることができます。

でもだいたいのゲストハウス、特に昔からあるゲストハウスやオーナーさんがネットに疎いゲストハウスはそういう総合サイトには載っていません!もちろん、ガイドブックにも載っていない場合も。

なかなかネットではゲストハウスの評判を検索しづらい中で、これはいいなと思った本だけ載せときます。ゲストハウスの魅力はやっぱり、”人”です。人に出逢うために旅をする

 

一人旅をするなら、ゲストハウスに泊まってほしい。

ぜったいに、一生の思い出、人生の肥やしになるから。でもゲストハウスは自分で選ばなきゃなんない。魅力あるゲストハウスに泊まれば、旅にはまるはず。そしていろいろな物や空間、時間をシェアすることの楽しさに気づくはず。

 

人との出逢いと生き方

小学校、中学校、高校、大学、就職、定年退職、その後と、日本社会には昔から敷かれているレールがあって、ほとんんどの人はそのレールに乗っかって生きていきます。いろんな生き方がある中で、そのレールに乗っかってまっとうに生きていく方法を否定するわけではないですが・・・

最後までレールに乗ってたらつまらないよな・・・。義務教育という名で、中学校まではほぼ全員が通いますが、その後もレールに乗っかったままの人が多い。高校教育も無償化され、大学も通っていなければその後の就職がきつくなるという日本社会の暗黙のルール。敷かれたレールに長期間乗ればのるほど、これがふつう、当たり前の生き方だと思ってしまう。でもこれは錯覚なんじゃないかな。

ちなみに小学校や中学校などの教員になる人間はほぼ全員、大学に通っています。勉強するのは当たり前、しないやつは成功しない。言われたことに素直に従い、目の前のことに対して努力しつづける人間が、成功する。こういう考えの人たちばっかり。まあ、まだまだ学歴社会だから仕方ないかもしれないけど。まっとうな生き方をしている人たちは話の引き出しが少ない。つまんない。口を開けば仕事と家庭の愚痴や自慢話ばっかり。話がおもしろくないんだなー。

わたしもしばらくレールに乗っかってきたんで、こう思っていました。でも生き方って、ひとつじゃないんだなーと。ひとり旅が好きになって、ゲストハウスが好きになって、いろんな生き方をしている人たちに出会って考え方が変わってしまいました。レールから外れるどころか、レールなんて最初っからなかった人たちがたくさんいた!と。

そりゃ勉強して、高校、大学と受験して通って・・・という敷かれたレールの上で必死に生きていけば、大手の会社に入れて安定の人生が待ってるかもしれない。でも、もしそういう人が会社から突き放されたら?ストレスなどで病気になってしまったら?まっとうな生き方しかしてない人は、そういう生き方しか知らない人も多い。だから、レールから外れたときにどうすることもできない。会社が守ってくれない=生きていけない、と思ってパニックになるんだろうな。

長くなりましたが、旅をするといろんな人に出会う、いろんな生き方を知れる。つまらない人生を送りたくなければ、自分でなにか行動を起こさなきゃならないね。ちょっと先のことなんて考えなくていい。人生全体を見渡して、自分で行動を起こせば、なんとでもなるんじゃないかなと思うのです。

 

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