香川県シェアハウスと車上生活!軽バン(エブリイ)に防音・断熱材を入れてみた




香川県高松市への移住とシェアハウス+車上生活

ありんこです。(プロフィールこちら

23歳のときに都会を出て、おだやかな瀬戸内の香川県へ…

慣れない田舎暮らしや古民家DIYのようすなど、動画でも発信しはじめました!→「Youtube版 ARINKO LOG

 

香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ありんこハウス)では、オーナーのわたしは一時期、車中泊、半車上生活をしていました。

今回の記事は、その準備記録です…!

 

ありんこ

「なぜそんなハードなことを!?」と聞かれるんですが・・・ALINCO houseを管理していく上でのメリットがあるというのはもちろん。

個人的にミニマルライフ思考だったり旅好きだったり。一般的な人よりもかなり荷物が少ないので大きなスペースがいらないことに加え、災害時にも自家発電の車上で生活できたら便利だよなーという考え方なんですよね。

 

<参考記事>

香川県シェアハウス生活からの車上生活準備!?軽自動車にベッドを設置

香川県シェアハウスと車上生活!ソーラーパネルとポータブル電源で自家発電

 

軽バン車中泊、車上生活アイテム「防音材・制振材」と「断熱材」

今回はおそらく車中泊、車上生活をする上でもっとも快適さを左右するんじゃないかと思われる部分!

車の天板って、太陽の熱でめちゃくちゃ熱くなりますよね・・・これによって特に真夏は、尋常じゃないくらいに車内が暑くなってしまうわけです。

 

ありんこ

車に乗る人ならきっと誰でも経験あると思いますが・・・車内の暑さって、人が死ぬレベルですよね。

暑い車内に残されたペットや赤ちゃんが亡くなってしまったという事故、実際に毎年多数ありますし。

車内の温度を測ってみると、40度だったりや50度だったり。そりゃ事故も起きますわ〜

 

この尋常じゃない暑さをなんとか防ごうというわけで、今回は断熱材を入れる作業をしてみました!

ついでに車中泊のときにわずらわしくなる、雨音などを防ぐための防音作業も。

 

軽バン(エブリイ)の天井をはがす!

ということでまずは、暑さやわずらわしい音の原因になっている車の天板に手を加えるために、天井に付いているカバーを全部はがしていきます!

ちなみに車種はスズキのエブリイDA17V。

相方と2人で防音、断熱作業をしたのですが、この天井をはがす作業が何よりも苦労しました・・・2人でやって1〜2時間くらい。

必要な道具は

  • プラスドライバー(力が要るので電動がおすすめ)
  • 六角ボックスドライバー(こちらも電動が良い)
  • マイナスドライバーなど薄くて固いもの

わたしたちが実際の作業で使ったのは、ブラックアンドデッカー(マルチツールプラス)

これ1台あれば、どんなDIY作業でもできてしまうめちゃくちゃ便利なツール。ヘッド部分を付け替えることで、いろいろな工具に変化してくれるのです!

あくまで初心者目線で「めちゃくちゃ便利!」なので・・・本物の大工さんなどにとってはきっと、いろいろと足りない部分があるでしょうけど。

 

ありんこ

車のことって全然詳しくないんだけども・・・とにかく初心者なりに剥がせるところから、心を無にして剥がしていきます。

 

天井にポツポツ付いている丸い部分(ネジみたいになっています)などを次々を取り、取りづらいところはマイナスドライバーなどを活用するのがおすすめ!

 

フロント部分にはこんな四角いネジ?があるのですが・・・これがいちばんのボス!取りづらすぎて、マイナスドライバーを使って取ったもののちょこっと破壊。

 

穴もボロボロに。

まあ取れたので良しということで。(ちなみに戻すとき、はめ込むのはカンタンでした)

 

こちら前の座席の窓上にある部分ですが、こちらもちょっと厄介。

 

こんなふうに、マイナスドライバーを上からひっかけて蓋を開けます。

 

蓋を開けたら今度は、六角ボルトを取る必要が出てくるので・・・

DIYにはとっても便利で欠かせない、ブラックアンドデッカー 使って取っていきます。(インパクトドライバーヘッドに、別売りの六角ビットを付けて作業しています)

 

こちらのセットになっているものの中の、インパクトドライバーヘッドを使用。

 

さらに六角ビットを取り付け。

これ、ブラックアンドデッカーを使って電動だったのでなんとか取れましたが・・・手動だとかなり厳しかったんじゃないだろか。力のある男性だとしても。

 

ライトもひっかかっている場所を取りつつ、繋がれているコードも取ります。(ライトは必ず消して作業!めちゃ熱いです)

 

ルームミラーやライトを取り外したら、オーバーヘッドコンソールも取り外します(というか落下してくるので注意!)

 

さらに天井カバーをぺりぺりと剥がしていき・・・天井カバーに貼り付いている管も、テープを剥がして取っていきます。

全部剥がすと、こんな感じ!

天井カバーを剥がしたあとの天井、めちゃくちゃ熱いですね・・・これじゃ本物の鉄板。

 

関係ないですが、ルームライトを取ったあとのこの部分が、なんだか顔みたいだった・・・。

 

軽バン(エブリイ)と防音・制振材(レジェトレックス)

天井カバーを剥がしたので、いよいよ防音、断熱作業開始です!

まずは防音作業から。

 

こちらの「レジェトレックス」を使用。

 

こんな風に、小さくカットしたレジェトレックスを天井にペタペタと、貼り付けていきます。

 

ありんこ

ちなみにカットするとき、ハサミがめちゃくちゃベトベトになるので・・・捨てても良いハサミを使ってくださいね。

あと、軍手は必ずするように・・・もう本当に、ベットベトなので。

 

このレジェトレックス制振シート、貼る前と貼った後では、車の天井をたたいたときの音(というより振動、響き?)が弱くなっていました。実際に雨音などへの効果はどんなものなのか・・・楽しみですね!

 

軽バン(エブリイ)と断熱材

続いて、断熱作業です!

もうこの時点で、天井は超熱い。1秒も素手で触っていられないくらい。(この日の気温は28度程度だったんですが・・・車の表面って、本当に熱くなるんですよね)

 

こういう、アルミの断熱材ですね。

効果は商品によって大きく変わることはないんですが、車種によってサイズが異なったりするので、合うものを選んでみてください!

わたしたちが実際にエブリイバンに使ったのはこちら→車用断熱マット(140×100cm)

 

こんなイメージで、天井のネジが入る部分の出っ張りを避けながら、アルミシートの断熱材をカットして貼っていきます。

 

ありんこ

全部貼ってから天井を触ってみると・・・やはりあったかい・・・んですが、断熱材を貼る前には熱すぎて触れなかった天井が、貼った後には余裕で触れるようになった。

というわけで、なかなか効果はあるんじゃないかなと。

車上生活や車中泊に限らず、熱くなりやすい車内温度を下げるために、この断熱処理はけっこう役立つかも!カンタンですし。

 

そして防音、断熱作業が終わったら、再び天井カバーをもとに戻していきます。

もとに戻す作業は、剥がす作業にかかった時間の半分以下・・・楽チンですね。

そして車内温度も、だいぶ下がりました!

外が暑い日には相変わらず暑いですが、これでもさすがに蒸し風呂のような暑さにはなりません!

 

ありんこ

いかがでしたか?意外と初心者にもカンタンで、コスパの良い作業ですね。

防音、制振シートはついでに貼った感じですが・・・断熱シートは車内温度を下げるのには本当におすすめ!なかなか快適です。

 

というわけで車中泊と車上生活にはかかせない作業でした。夏の灼熱だけじゃなく、極寒の冬車中泊にも役立っていくでしょう!

そんなゆるい車上生活ができるのも、地方ならではかもしれないですね〜。

  • 駐車場代が安い
  • キャンプ場や道の駅がそこらじゅうにある
  • 道が空いていて走りやすい
  • 自然があり外の環境が良い

という点で、とってもありがたい。

 

ありんこ

都会で車中泊や車上生活って、正直したくないですね・・・うるさいし、空気は汚いし、駐車場代が田舎の家賃より高い。

 

香川県など地方への移住について興味がある人はこちらの記事→『【まとめ】香川県、四国に移住したい人のためのお役立ち準備情報!』もおすすめです。

香川県への移住者目線で、生活やの特徴や県民性などかなり詳しい情報をまとめました!

※ このブログを書いている、わたしありんこのプロフィールと、高松市内にあるシェアハウス「ありんこハウス」の入居募集情報はこちらのページからどうぞ。

 

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