一軒家シェアハウス生活と人間関係
香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO house)のオーナー、ありんこです。(プロフィールこちら)
シェアハウスでの生活って、実際のところどうなんだろか。もともと他人どうしだった人間が同じ家で生活するわけで・・・いちばん気になるのは、その人間関係。
- 実際シェアハウスってどんな人が住んでいるの?
- トラブルってやっぱり起こるの?事例と対策は?
- シェアハウスでの生活に向いている人ってどんな人?逆に向いていない人は?
- 人見知りする人ってシェアハウスではやっぱりきつい?
などなど・・・今回の記事ではそんな、気になるシェアハウスでの人間関係の実際について、いっきに紹介していきます!
一軒家シェアハウスの入居者情報
ちなみに、ありんこハウスは小さな一軒家を3人だけでシェアしている、こぢんまりとしたシェアハウス。
一般的に考えるとふつうじゃない暮らし方、従来の常識とはきっとかけ離れているシェアハウス生活・・・実際には、どんな年齢層のどんな人たちが暮らしていることが多いんでしょうか。
まずこちらではありんこハウスに限らず、一般的なデータを紹介します!
平成29年度に行われた、シェアハウス入居者・入居経験者1000人に対するアンケート。そして同じ時期に行われた、シェアハウス運営をしている123の管理事業者に対するアンケート調査の結果です。
男女比に関しては、女性専用のシェアハウスの方が男性専用よりも圧倒的に多いんで、たぶんその影響が出ているだけかな・・・と。たしかに、男女兼用だと管理が大変なのと、男性専用だと清潔に保つのが大変だったりと・・・いろいろ考慮すると女性専用シェアハウスがいちばん作りやすかったりするのです。
年齢層に関しては、だいたい予想がつきますが20代が多いですね。つづいて30代と。まあみんな結婚して家庭をもっていくんでこりゃ当たり前なのかな。
就業形態については、自分で家賃などの支払いができる正規社員や非正規社員がほとんどを占めるようですね。あとは学生などもいるみたいですが、学生で親が家賃を払ってくれるような人たちは意外と、ふつうに一人暮らししていることも多いようです。親が支払うっていうことは家賃が高くても許されるからでしょうか・・・。
▶︎ 一軒家でのシェアハウス生活について、さらに詳しく知りたい人はこちらの記事へ→『シェアハウスの人間関係って実際どうなの?一軒家でのシェア暮らし』
シェアハウスで起こるトラブル事例
つづいて、シェアハウスではいろいろと人間関係トラブルが起きそうだけど・・・実際どんな事例があるの?という話。
意外と、すっごく細かいことでトラブルが生じることもあるようです。(きっと細かいことが積もり積もることによる勃発なんでしょうが)
- うるさい問題
- クサい問題
- 性格が合わない問題
- 「わたしはいつも掃除してるのに、他の人はしてくれない」問題
- 「洗面所や洗濯機占領するなよ」問題
- 片付けや掃除の仕方に大きな差がある問題
- トラブルからの気まずい空気問題
- グループができてしまう問題
- 盗難、または疑いがかけられる問題
- 一部だけ仲良くなってしまい過ぎる問題
- 特定の人だけイライラが溜まってしまう問題
- ルールをこっそり破る問題
などなど。
ちょっと注意すれば済むくらいの問題なら、オーナーや管理している人がそれを言ったら良いんですが、それでも解決しないどころか、トラブルがさらに増大する場合もあるみたいで・・・。「何もしらないくせに口出しすんなよ」とか「いや、でもわたしはいつもあの子に我慢させられてる!」とか、まるで小さい子どものケンカみたいなやり取りが繰り広げられてしまった・・・っていう話もときどき聞きます。
いろんな人間がいるからこそ面白いんですが。大きなトラブルが起こる前に、ちょっとずつ対策することが大事ですね!
▶︎ シェアハウスでのトラブルや対策について、さらに詳しく知りたい人はこちらの記事へ→『シェアハウスと人間関係のトラブル!事例と対策のコツは?』
シェアハウス生活に向く人、向かない人の特徴
もともと他人どうしだった人たちが一緒に生活するというシェアハウス。微妙な距離感での暮らし方が、合う人にはとっても合うし、逆に合わない人にはとことん合わない!
じゃあどんな人なら、シェアハウス生活で上手くやっていけるんだろか。
- 一人暮らし経験があり、生活面や金銭面で自立している
- 人とのコミュニケーションが好き
- 人といる時間も、一人で過ごす時間も好き
- 後片付けや掃除ができる
- 他人の言動や行動がいちいち気にならない
- ストレスを溜めにくい
というような人たちなら、シェアハウス生活に向いているんじゃないだろか。
ひとりでいるのが好き。
でも、ずっとひとりは嫌。友達とみんなで行動するのは嫌。
でも、仲の良い友達と一緒にいるのは好き。他人のことに関してはユルいけど、自分のことはしっかり管理できる。
こんな性格の人が、シェアハウスで生活するのにはちょうど良いじゃないかなと思います!
っていうような人がピッタリですね。シェア暮らしを楽しめると思います!
▶︎ シェアハウスに向く人と向かない人の特徴や、心地よいシェアハウス生活をつくるコツについて、さらに詳しく知りたい人はこちらの記事へ→『シェアハウスのトラブルと人間関係!向いている人、向いていない人の特徴』
人見知りする人はシェアハウス生活できる?
「わたし、人見知りするからシェアハウスは無理だわー」って、ときどき言われます。
でも、本当にそうなんでしょうか?
正直、「人見知りする」ってことよりも、そうやって「わたしは無理だ」って決めつけてしまう性格の方が、シェアハウスには向いていない人なんだなーと思ってしまう要素だったりします。
「わたしはこうだ」って決めつけてしまう人って、他人のことも決めつけてしまうことが多いんで・・・そういうステレオタイプみたいなものがあると、柔軟に人間関係を構築していかなきゃならないシェアハウス生活ってのは難しい。これも一概には言えないんですが、決めつけっていうのは、差別とか偏見にも繋がりますしね!
そんなことより、じゃあ基本的に「人見知りする」という人はシェアハウスには向いていないんだろか?
じつは、そんなことはないのです!
人見知りしてしまうという人って、じつは人見知りする=まわりを見て空気を感じたり気をつかったりできる、っていうのと似ているのです!他人と一緒に生活するんだから、そうやって多少は周りを見れる力が必要なので、むしろ向いているんじゃないかと思うことも。(あまりにも内向的で、人とのコミュニケーション自体がめちゃくちゃストレスになる・・・みたいな人は例外ですが)
「わたしは初対面の人とでも全然大丈夫!」みたいな人に限って、もう自分の前しか見えていなくて人のことなんて気にしなかったりするんで、みんなが迷惑・・・。
▶︎ 人見知りとシェアハウス生活、コミュニティーのなかでの新しい暮らし方について、さらに詳しく知りたい人はこちらの記事へ→『シェアハウスと人間関係!人見知りする人の入居やシェア生活は大丈夫?』
シェアハウス生活と人間関係、難しく見えつつも意外と楽チン!そして、問題なさそうに見えてもじつはトラブルだらけだったり・・・苦労しつつも面白いもんですね!
さらに、シェアハウス(ありんこハウス)運営について、わたしの開業までの経緯や想いなどをいっきにまとめた記事がこちら→『【まとめ】香川県に移住して古民家リノベで作ったシェアハウス!開業〜運営全公開』参考にどうぞ。