香川県への移住者がびっくりした讃岐弁
香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO houseなど)のオーナー、ありんこです。(プロフィールはこちらのページ)
神奈川県から香川県に移住してきて4年弱。
それまでずっと、いわゆる標準語の環境のなかで育ってきたわけで、香川県の人たちが普段しゃべっていることば、聞き慣れるのにまあまあ時間がかかったのでした・・・。
香川県の人たちの方言、「讃岐弁(さぬきべん)」!
違和感はもちろん、コミニュケーションの中での勘違いもいろいろと・・・今となってはただの笑える話なんですが。
讃岐弁って、香川県内の各地域によっても違いはあるみたいで。そして香川県民がみんな日常的に使っているものから、今の若い香川県民たちが知らないようなレアなものまで、いろいろあるらしい。
ということでこの記事では、わたしありんこが移住者目線でびっくりしたり、勘違いしていた讃岐弁を5種類、紹介します。香川県で観光したり暮らしたりっていうときには要注意!
香川県への移住者が勘違いした方言(讃岐弁)5選
讃岐弁「えらい」=しんどい、大変
ある日、香川県の人に「実家は横浜市内にあるんですけど、香川県に来ました」っていう話をしたとき。「えらいね〜」って。
偉いね!って褒められたのかと思って・・・「ありがとうございます」なんて言ってみましたが。
でもよく考えてみると、実家を遠く離れて勝手にひとりで香川県に来たわたしはどちらかと言うと親不孝だと思われるはずなんじゃないかなと。っていうことで「えらくないですよ、そんなに頻繁に実家帰らないですし」とか言ってみたものの、なんだかコミュニケーションが変な感じになったのを覚えています。褒められてなかったんですね・・・。
讃岐弁「おなかおきた」=お腹いっぱい
たくさん食べてお腹いっぱいになったとき、香川県の人って「おなかおきた」って言います。
ご飯食べている最中に急に「お腹がおきた!」なんて言うから、ん?お腹痛くなった!?妊娠!?みたいな、わけ分からないことが頭のなかを駆け巡ったのでした。「おなかおきた」ってのがお腹がいっぱいだという意味なんですが、ちなみに、逆にお腹がすいたときは「おなか寝た」、とは言わないらしいです。
讃岐弁「なんがでっきょんな」=何してるの?
何かをしているとき、「なんがでっきょんな」って声をかけられることがよくあります。
これって、ちょっと崩すと「何ができてるのかな」ってのとちょっと似ているなーと勝手に解釈して、「何も作ってません!」みたいな答え方をしていたんですが・・・本当は、何してるのー?みたいな、声をかけるときの何気ない一言なようです。
讃岐弁「〜しまい」=しなよー
香川県の人たち、「これ、食べまい」なんて言って野菜など食べ物をくれたりします。
ただ、たとえば「食べまい」って、本当は「食べなよー」っていう意味なんですが・・・標準語として考えてしまうと、「絶対に食べない!」みたいな意味としても捉えられるんですね。ややこしい笑
讃岐弁「まける」=こぼれる
茶がこぼれてしまったときに、「お茶がまけた」とかって言います。
急に「あー、まけた!」とかって言うから、え、誰に負けた?いま自分と何か勝負してたっけな?みたいな。
以上、香川県への移住者としてわたしが勘違いしたことのある方言、讃岐弁ベスト5でした!
他にもいろいろ、面白い讃岐弁があって、正直まだよく分からないものもたくさん。香川県を訪れたときにはぜひ、地元の人とのコミュニケーションを楽しんでみてください〜
香川県暮らしと移住体験、転職と求人
おだやかな瀬戸内と、自然豊かな四国。そんな素敵な場所にある、日本一小さな香川県ですが・・・
良いことばっかりではなくもちろん、交通事故が多かったり雨が少なかったり、困るような部分はあります。でも総合的に見ると、日本国内ではかなり住みやすい場所なんじゃないかなと。
というわけで、毎日吐き気がするような満員電車や駅の人混みにもまれず、公共交通機関の運休や遅延にも影響されず、ゆうゆうと過ごしています。
休日はどこかの島へ出かけたり釣りをしたり、近所で安い野菜を買ってきて料理して食べたり、自分の家で野菜を育てたり。便利さを求めすぎず不便もないこの生活が好きですね。
地域おこし協力隊
今、移住体験ができる施設ができてきていたり、地域おこし協力隊など気軽に移住・就職ができる手段が増えてきています。
永住するかどうかなんて決める必要もないし、決めたところでそうなるかなんて保証はどこにもありません。もっと気軽に移住、他拠点生活をしたら良いんじゃないのかなーと、思うのです。
地域おこし協力隊に関しては、行政がつくった制度ということもあり・・・個人的には数年前までとくに魅力を感じていなかったんですが
- 興味のある都道府県、地域に住める
- 給与月額が20万程度のところも多く以外と稼げる
- 住居は無償で与えらえるので家賃がかからず大きな節約
- その地域の人たちとのつながりがつくりやすい
などなど、意外と大きなメリットがあったりします。
四国での就職・転職に強いサイト
さらに「地方移住したいけどどこでも良い〜」とかじゃなく、香川県など四国への移住に特化して考えている人にはめちゃくちゃおすすめな転職サイトがあります!
それが、「四国転職ネット」。
大手のサイトに載ってない求人がかなりたくさんある、四国という地域に密着したサイト。大手サイトでは埋もれて出てこないような地方での転職情報をたくさん紹介してくれます。
ただこのサイト、四国に縁が薄い人については事例が少ないそうで・・・たとえば親戚が四国に住んでいるなどちょっとした縁がある人の方が実績が多いとのことですね。(まあ、縁もゆかりもないけど四国に移住したい、という人自体が少ないという理由もあるんでしょうが)
ひとまず自分に合ったものだとどんな仕事があるのか、転職相談をしてみると・・・地方なのに(と言ってバカにできないほど)意外と条件の良い仕事を紹介してくれたりしますよ〜
転職相談はオンラインで(電話などで)できるので、これも嬉しいポイントですよね。とにかく、四国への移住に特化して考えている人には相談の価値ありなんじゃないでしょうか→「四国転職ネット」
いかがでしたか?四国や瀬戸内に移住をしたい!という声は最近よく聞きますが・・・そうは言っても、仕事をはじめ住居、教育などなど心配事はつきないですよね〜
ただひとつひとつを少しずつでも解決できるように情報収集しながら、一歩ずつ行動を起こしていけば、理想の暮らしってきっと、思っているよりも近くにあるものなのかもしれないですね。
香川県など地方への移住について興味がある人はこちらの記事→『【まとめ】香川県、四国に移住したい人のためのお役立ち準備情報!』がかなりおすすめです。長いんですが、移住者目線でのかなり詳しい情報をまとめました!
ただし地域によって、働く環境の評判はまちまちだったりするんで、ある程度の見極めは必要!あんまり楽しくなかった・・・という人もいます。
でも1年ごとの契約なので、楽しくなかったらやめれば良い。そして地域おこし協力隊を経て、地元の人たちとの繋がりを作ってからゲストハウスを作った、などうまく起業に繋げている人たちもいます。
時期によって募集している地域が頻繁に変わるので、もし少しでも興味があれば、会員登録して情報を集めるのがおすすめですね→「地域おこし協力隊」