四国、香川県への移住とシェアハウス
香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO houseなど)のオーナー、ありんこです。(プロフィールとシェアハウスの入居募集情報はこちらのページ)
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— ありんこ|香川移住とフィルム写真 (@arinkolog) September 4, 2019
香川県高松市に移住した理由
「なんで香川の来たの?」って、地元の人たちによく聞かれます。
べつにこれといった理由はなく・・・縁もゆかりもなく、そんなに香川県に思い入れがあったわけでもなく。なんででしょうね。
観光で一度訪れただけでその地域に移住しようと考えるのは、リスクがあったりする場合もあるので、そこは自分自身でよく調べて検討する必要があるんですが・・・どの地域にも言えることですが、観光をするのと住むのとは全然違うことなので。
でもやっぱり、なんだか住みたいなと思わせる何かが香川県にはあったのです!
香川県って大都会でもなく、超僻地というわけでもなく・・・都会もあり田舎もあるんですよね。
今までずっと都会で育ってきた人たち、働いてきた人たちにも大きなギャップを感じさせることなく、ちょうど良く、暮らしやすい。
日本一小さな県というのもあってか、街がコンパクトにまとまっているし、ちょっと街をはずれれば山や海、島や田園風景などが広がっているし。生活はしやすいです。
今回の記事では、香川県にふらっと移住してから4年目のわたしありんこが、移住してみて実際にどういう印象を受けているのか、そして移住したいなーと考えている人たちに向けて参考になりそうな情報を、まとめて紹介していきます!
香川県高松市へ移住した結果と印象
香川県地図、島、その他情報
出展:http://www.geonavi.net/georisknavi2/html/37_kagawa.html
香川県は四国に属する、日本一小さな都道府県。
高松市を中心に東西、たくさんの市に分かれています。そしてさらに、たくさんの瀬戸内海に浮かぶ島も、香川に属していたりします。
有名どころでは、直島や豊島、小豆島、ネコ島として話題になったことのある男木島、鬼ヶ島と呼ばれている女木島・・・もっとマイナーな島や定期便さえない島もたくさん!
香川県高松市での移住生活と香川県民の印象
わたしありんこ、香川県に移住してもうすぐ4年が経つんですが、香川県の人たちの生活や県民性について、感じることはいろいろとありました。良いことも、悪いことも。
ということでここからは、移住を検討している人たちに向けて観光だけじゃ分からなかった香川県での生活や香川県民についてのちょっとした印象を紹介していきます!
せっかちな香川県民
香川県の人たちの生活全てを見たわけではないけど、個人的な印象としてはやっぱり香川県民はせっかち!
関西圏に近いからなんだろか・・・田舎に住んでいる人たちでも、急ぐ理由なんてないときにもなんだか急いでいる印象です。
そしてきっとそれが交通事故の多さにも繋がっているんだろうなと。
主婦が多い気がする、結婚が早い
地方のわりに、街中でも田舎の方でも、平日のまっ昼間から意外と外を出歩いている人やお店にいる人が多い気がします。
お年寄りが多いっていうのは多少あるけど、ふつうの土日休みの会社員じゃない人たちが意外とたくさんいるなー・・・と、思ったのでした。
働いている人は働いているんだと思いますが、主婦のように見える人たちもけっこう多い。ママ友どうしで集まって一緒にカフェでゆったりしているみたいな様子をよく目にします。
そして周りの人たちから聞いた話では、(まあ地方はどこにでも共通することかもしれませんが)結婚自体が早い!
晩婚化だとか言われている日本ですが、20代半ばには結婚して子どもも数人いる、みたいな人たちがたくさんいるようです。10代で子どもが2人いるという人も。日本の未来に貢献してくれているようですね。
香川県民の休日
休日ですが、街に近い場所でも田舎でも、大手ショッピングモールとかスーパーにとまっている車の数が尋常じゃない・・・
県内にこんなに人がいたんだ!とびっくりするくらい。みんな車で移動するので、休日はどこも満車。
そして香川県、とくに高松市内は街がコンパクトにまとまっているからなのか、休日にみんなが行くような場所が限られているからなのか・・・知り合いの少ないわたしでさえ休日、そんなショッピングモールや大きいスーパーに行くとよく、知っている人に会います。
移住者目線だからなのかもしれないですが、休日に遊ぶところはたくさんあるのに・・・島とか山とか海とか。そんなことより、家族でショッピングモールに行く人たちの数圧倒的に多いみたい。家族だけじゃなく、デートスポットでさえショッピングモールだそう。
「休日には釣りをするよ!」っていうような話も、オジサンたちを中心にときどき聞きますが。
近場にたくさん自然があるわりに、みなさん自然相手の遊びをしない印象。
車社会だけど自転車でOK
田舎はとくに、どこにでも共通することかもしれませんが・・・近場でもみんな車移動をします。徒歩10分くらいで着く場所に行くときでも、車で。
ただ香川県に関して言うと、県全体が小さいのと高松市内の街がコンパクトにまとまっているというのと、しかも道がけっこう平坦。なので車がなくても、正直生活できてしまうのです!
わたしは撮影の仕事なんかでけっこう遠出をするし機材を徒歩や電車、自転車などで持ち運ぶのはちょっと億劫なので車を使うこともありますが・・・遠出をしないのであれば、街で買い物するとかちょっと出かけるとかであれば、高松市街地などについては、移動には自転車があれば十分だと思います。
高松市以外だったらちょっと不便ですが、まあ電車もバスもあるし、どこに行くにも意外とアクセスが便利なんですよね。
それからみなさん、車でしか移動しないので運動不足。肥満度や糖尿病率が高いってのも納得できます。うどんの生産量、消費量は日本一、うどんの上に天ぷらを乗せたりもするので・・・そりゃ太る原因の大きなひとつでもあるわけです。
香川県など地方田舎移住への第一歩
良くも悪くも、住んでみて初めて知ったということがいろいろありましたね。
総合的に見ると、移住者としてはけっこう暮らしやすい場所なんじゃないかと、感じています!
田舎の人間関係、ご近所付き合い
田舎に住むとご近所付き合いが大変なんじゃないかと、心配する人は多いですよね。
確かに超辺鄙な島やド田舎まで行くと、面倒なことだらけで嫌になるのかもしれません・・・
ただ、香川県の高松市、そしてその他の地域含め、香川県にはそこまでの超ド田舎ってあんまりありません。
これが移住してうまくやっていくことの最重要ポイントかもしれないですね。
面倒くさい人間関係って、無理やり地元に溶け込もうとするから生じるわけであって・・・どこへ行っても悪口や陰口を言う人はたくさんいるのが当たり前。
田舎にはそういう人が多いとか、そういう話題が多いとか、お年寄りが多いから保守的な人が多いとか、そんな理由で、人間関係の面倒くささが顕著だったりするんですが。
逆にどこに行ったって、良い人たちもたくさんいます。べつに最初っからみんなに溶け込もうと努力する必要自体がまったくない!と思っています。
香川県はカフェやパン屋の開業がしやすい?
今度は香川県に限った話です(もしかすると、地方に共通するのかもしれないけど)。
香川県民って、やたらとカフェやパン屋の情報、そして新しいお店ができたという情報にすごく敏感なんですよね!
どこから情報を仕入れたんだ!?ってばかりに、新しいお店ができるとすぐにその日から行列。すごい。
つまり、例えば移住してから飲食店なんかを開業したい!って考えている人たちにとっては、比較的やりやすい場所なんじゃないかなと。
店舗物件を購入するにしてもそんなに高価ではないし(家賃も都会と違って安い)お客さんもつきやすい。とくにパン屋なんて香川県民、大好きですね。
四国、香川県での就活と転職
もちろん今、どこの地域もそうかもしれませんが人手不足が深刻な問題。数年後にもっとAIが発達して人間のしていた仕事を奪っていくようになると、今度は人手不足が解消されるどころか再び就職氷河期がやってくるんじゃないかと思っています。
とにかく今は就職や転職がしやすい時期!かと言って、ちゃんと自分に合った仕事が見つかるのか、ちゃんと稼げるのかと、移住前には心配になりますよね。
香川県内など四国地方に特化した就職、転職サイトもじつはあるので、紹介しておきます!
中でも、とくに「四国転職ネット」はおすすめできるサイト。
大手のサイトに載ってない求人がかなりたくさんある、四国という地域に密着したサイトですね。
大手サイトでは埋もれて出てこないような地方での転職情報をたくさん紹介してくれるのです!地方だからと言ってバカにできないほど、しっかりと実績を出しているので信用もありますよね。
転職相談はオンラインで(電話などで)無料でできるので、これも遠方に住んでいる人にとってはかなり嬉しいポイントですね。
四国への移住に特化して考えている人には相談の価値ありなんじゃないでしょうか→「四国転職ネット」
その他、たとえば「地域おこし協力隊」だと1年間だけの契約になるので、とりあえ気になる地域に移住して現地で短期間生活をしてみたいという人には、意外とおすすめだったりします。
参考記事→『【まとめ】移住者のための就職・転職情報!香川県や四国、瀬戸内での仕事』
香川県の住まい、物件
住む場所についても、上京する人たちみたいに物件探しとかで悩む必要があんまりありません。
というのも、「地域おこし協力隊」になれば住居が用意されていたりもするし、行政がお試し移住者のための比較的短期で住める物件を紹介してくれたりするので。
そういうのを利用しても良いだろうし、基本的に家賃相場は都会よりもだいぶ安いし。
わたしが香川県高松市内で運営している小さなシェアハウス(ALINCO house)を見に来てもらっても嬉しいですし・・・
参考記事→『【まとめ香川県に移住して古民家リノベで作ったシェアハウス!開業〜生活のようす』
※ このブログを書いている、わたしありんこのプロフィールと、高松市内にあるシェアハウス「ありんこハウス」の入居募集情報はこちらのページからどうぞ。
香川県に移住して分かった具体的なメリット、こちらにまとめてあります→『今すぐ香川県に移住するべき理由とメリット!東京の人は思考停止に気付かない』