香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO house)のオーナー兼住人、ありんこです。(プロフィールこちら)
うんざりするくらい長く続いた大雨のあと、ありんこハウスの畑は草ぼーぼー。雑草たちがここぞとばかりに、超元気に生長していました。
土が乾いてしまう前に雑草を抜いとかないと、根っこから抜くのが難しくなる・・・ということで、草抜きしました。でも、土が湿っている状態だと草がスルッと抜けてくれるので、なんだかそれが快感で、楽しくなってきてしまったのでした。
シェアハウスで手作り果実酒(ブルーベリー)
ありんこハウスに今年加わった、ブルーベリーの木。ゲットした当時はまだ緑色の実がポツポツ。だんだんと、ブルーベリーらしい色になってきて、ちょっとずつ収穫していました。
紫色の実はまだ酸っぱい。ネイビーというか青っぽいというか、紫よりもさらに色が濃くなった実はなかなか甘い!
収穫したブルーベリーの実(つまみ食いした分を除く)は、約120g。
ブルーベリー酒を作るときは、梅酒などを作るときと同様に、氷砂糖とアルコール度数35度のお酒が必要。
重量としては、果実:酒:砂糖=2:4:1くらいが目安。つまり果実の半分程度の重さの氷砂糖と、果実に対して2倍程度の重さのお酒を用意します。
あくまで目安なので、もし甘さが足りなければ後からはちみつなどを足してもOK。今回は、自家製果実酒にいちばんよく使われている、ホワイトリカー(果実酒の季節 1.8L 紙パック)を使いました。
それから、酸味の少なめな果実で果実酒を作るときはレモンを加えるとおいしくなります。
梅酒を作るときは加えませんでしたが、みかん酒とか、ビワ酒とか、チェリー酒とか、イチゴ酒とか・・・レモンを加えないで作ると、果物ジュースに砂糖を加えただけみたいになって、甘さがくどくなってしまうのです。
そして輪切りのレモンを入れてみると、ディスプレイ的にもなんだか綺麗。
熱湯で殺菌したビンに、ブルーベリー→レモン→氷砂糖→ホワイトリカーの順番で入れます。あとは数週間〜数ヶ月待つだけ。
こちらは、ちょっと前に作った梅酒。
果実がたくさんあるときは、果実→氷砂糖→果実→氷砂糖→果実→・・・という感じで層になるように入れることで、甘さが下の方に沈んでしまうことを防ぐことができます。
梅酒は、ホワイトリカー以外のお酒(35度以上ならOK)でも美味しくつけられます。
などなど。いちばん安価で手軽に作れるのがホワイトリカー。
ブランデーで作ると香りがちょっと独特になりますが、少し値が張ります。ブランデーベースリキュールはブランデーではないけど、ブランデーよりは安価にブランデーの風味を楽しみたい人向け。ハブ酒は沖縄の泡盛ベースのお酒にハブ(マムシみたいなやつ)を漬けて風味を出したもの。
大雨のあとの育ちすぎた植物たち
降り続いた大雨、大きな被害が各地で出てしまいましたが・・・水がたくさんほしい植物たちにとっては何ともなかったのかも。
ありんこハウスの家庭菜園にも、変化がありました。
ミニトマト栽培
ありんこハウスの畑で、苗から育てていたミニトマト。実が真っ赤になっていました。
雨の影響か、なんだか表面が土っぽくなって汚くなっていましたが・・・。雨のあとの車の車体面みたいな感じ。
つまみ食いしてみると、なかなか美味しい。でもやっぱり水を吸収しすぎたか、甘さよりも水っぽさが大きい。
緑色の実はまだまだたくさん。これからの収穫が楽しみです。
びっくりキュウリ
昨年もそうでしたが、土がそんなに肥えているわけではないありんこハウスの畑でも、なぜかキュウリがめちゃくちゃ元気。
ちょっと放っておくと通常のキュウリの太さの2〜3倍くらいの太さまで生長した、びっくりキュウリになってしまいます。
そして、びっくりキュウリの大きさが写真じゃわからないのは、葉っぱさえもめちゃくちゃデカイから。
土が肥えていない上に日当たりも良くはない、ありんこハウスの畑。なのに、そこらで見かける葉っぱよりもかなりデカイのはなぜだろう・・・傘にできそうな大きさ?
ありんこハウスの小さな畑に、いろんな植物たちがたくさん共存。
9月頃に収穫予定の芋づるがどんどん、ナスとキュウリのテリトリーを侵食していゆきます。これからももっと侵食するでしょう・・・
キュウリもどんどん伸びて、ミニトマトのテリトリーを侵食。キュウリの押しに負けそうなミニトマトは、どんどん横に芽を伸ばしてきます。
人間が共存するのも難しいことだし、植物だって共存するにはいろいろあるんだなあーと・・・
久しぶりなスッキリ青空。夏空と夏野菜。自然ってすばらしい〜
もう今年は咲かないと思っていたバラ。なんと、出遅れたつぼみが真っ赤な花を咲かせていました。
ついに梅雨明け・・・ありんこハウスの畑は、きょうも元気です。