多拠点生活(神奈川・香川・京都)という暮らし方!住む場所を変える生き方




多拠点生活。住む場所を変える生き方

香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO house)のオーナー、ありんこです。(プロフィールこちら

神奈川県で生まれ育ち、23歳までずっと行動範囲は神奈川、東京あたりだったわたしですが・・・そんな都会暮らしや人混み、満員電車のストレスを避けるべく、遠い瀬戸内の香川県へひとりでふらっと引っ越してきてから4年が経過。

わたしが瀬戸内へ引っ越したとほぼ同時期に、高校生の頃から付き合っているパートナーが仕事の関係で関西圏へ。ということで現在は、香川県と京都、そして神奈川と3つの生活拠点を行き来しながら暮らしています。

フォトグラファーとしての仕事についても、京都や大阪、香川県や徳島県、たまに東京や神奈川・・・と、これまたあちこち行き来しながら働いているわけです。

 

ありんこ
そりゃ当然、都会の方が仕事が多いけど・・・自分で選んだ香川県のような海や山がある自然豊かな場所で生活したい、っていうのが欲望。

でも、田舎暮らしってそれなりに人間関係とか面倒なことも多そう・・・。結局、どこで暮らすのが良いんだろか

 

そんな多拠点生活をしている中で、うらやましがられることも多いですが。実際のところ、どうなんでしょうか。

それぞれ3拠点での生活と、多拠点生活という暮らし方について思うところをまとめていきたいと思います!

 

3つの拠点と多拠点生活

ちなみに都会暮らしと田舎暮らし、どちらの方が自分に合っていると感じますか?

ありんこ
個人的な聞き取り調査によると、田舎出身の人は都会の便利さがめちゃくちゃ気に入っていたり・・・逆にできれば田舎に帰りたいんだけど仕事がないからしょうがなく都会で暮らしていたり。

都会出身の人は、田舎暮らしをしてみたいけどいろいろ不安があったり、そもそも田舎で生活するという選択肢を考えていなかったり。

 

神奈川・東京

まず、わたしが生まれ育った神奈川県と、学生時代によく通った東京都内をテリトリーとする暮らし。

  • 流行りの物や情報が手に入りやすい
  • 給料水準は高いが家賃など生活コストも高い
  • 電車の本数が多く移動がしやすい
  • 近所付き合いが希薄
  • 犯罪が多い
  • どこに行っても人混み、満員電車

などなど、いろんなメリットやデメリットがありますが・・・

こんな都会が好きですか?人によって合う、合わないはあると思いますが、わたしにとっては合わなさすぎ。ファッションとか流行りに付いていくことに興味がないし、人混みが何より嫌いなので。

 

ありんこ
実家に帰るという目的で、2ヶ月に1回くらいは訪れるんですが・・・人混みが極端に苦手な人にとっては、本当に避けたい場所です。

ただし多拠点生活のうちの1つの拠点として利用するには、人に会いやすいとか、物を買ったり情報収集がしやすいというメリットがあるので、たま〜に訪れるには良いかもしれません。

 

香川・徳島

ということで、自ら選んだ田舎暮らし。

香川県への移住に関しては良いところがたくさんあるのですが、詳しく知りたい人はこちらを参考に→『【まとめ】香川県、四国に移住したい人のためのお役立ち準備情報!

今回は、一般的な田舎暮らしという面でその特徴を見ていきたいと思います!

  • 自然の近くで生活ができる
  • 家賃など生活コストが低い
  • 生活するのに車が必要
  • 満員電車や人混みのストレスがない
  • 仕事が少なく一般的に給料水準が低い
  • 近所付き合いや自治会など面倒なことが多い

などなど。田舎暮らしに憧れる人って、増えていますよね。

ただ田舎暮らしって、いくら自然が好きだからと言ってもやっぱり気になるのが、仕事と近所付き合いの2点!

実際のところ、仕事に関しては打開策はいろいろあるんですが(参考に→『香川県など四国移住と仕事の見つけ方!UターンやIターン就職・転職情報』)、近所付き合いとか、自治会、消防団、地域のお祭りなどなど・・・絶対必要ないだろーと思うような面倒な慣習ってまだまだ残っているわけですよね。

地域によっては陰でいろいろと悪い噂を流されていたり、村八分にされたりと、せっかく穏やかな暮らしを求めて引っ越してきたのに、こんなはずじゃなかった・・・というようなこともあるようです。

 

ありんこ
多拠点生活のうちのひとつの拠点として、家があるというのはちょうど良い状況。

ただし、郵便物を取りにとか、自治会とか・・・”しばらくいなくてもOK”な状態にはなかなかなれないですよね〜

 

京都・大阪

多拠点生活、わたしの場合は3つの拠点を持っているわけですが、都会、田舎とそして最後は関西圏の比較的都会?な場所。

京都って好きな人、けっこういますよね。綺麗な街並みがありお寺や神社があり、川や山があり・・・。たしかに、そうかもしれないんですが、近年は観光客の増加によって、もはや昔みたいな静かな場所ではありません!

大阪はもちろんそうなんですが、京都市内の観光地だって、もうどこもかしこも人混み!秋の紅葉シーズンと春の桜シーズンだけかな?と思いきや、最近はそうでもない!夏でも冬でも構わず、観光客が押し寄せています。

それに伴ってバスは満員、バスの運転手さんたちもイライラ(運転手の暴言や態度が一時期問題にもなりましたね)、各観光スポットは入場料や写真撮影制限などを強化。外国からの観光客の方々も、(おそらく昔撮られた)静かな京都の風景を一目見たいと訪れるんですが、人の多さに疲労困憊。

 

ありんこ
東京都内と比較すれば、人混みの激しさは軽減されますが。それでも、大都会に近い状態。歴史ある街で、それなりに便利でかつ自然もあり、素敵な場所ではあると思います。

多拠点生活の拠点のひとつとしては、関東圏と四国のちょうど真ん中、経由地にあるのでまあアクセスしやすくちょうど良いんじゃないかという感じですね・・・

 

ということで、わたしの3拠点生活についてのちょっとした紹介と、思うところについての話でした。

お気に入りの場所、止むを得ず通っている場所、途中地点にある場所・・・など、拠点ごとにそれぞれの役割がある多拠点生活の形。

ただ雰囲気を味わうというだけでも、人間関係の面でも、気分転換ができる多拠点生活。ぜひ2拠点から、はじめてみるのもおすすめですね。

 

都会が良いのか、田舎が良いのか、はたまた複数の拠点をもって生活するのが合っているのか・・・自分の理想とする暮らしを考えてみるきっかけになれば嬉しいです!

香川県など地方への移住について興味がある人はこちらの記事→『【まとめ】香川県、四国に移住したい人のためのお役立ち準備情報!』もどうぞ。長いんですが、移住者目線でのかなり詳しい情報をまとめました!

 

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