ありんこです。(プロフィールこちら)
最近ブームを巻き起こしている、ミニマリストっていう言葉。誰がつくったんだろか・・・
ミニマリストというのは、大量生産・大量消費の現代で、あえて必要最低限のものだけを持って生活している人のこと。
ミニマリストアフロ記者
ときどきコメンテーターなどとしてテレビでも見かける、アフロオバサン。
この人も、ミニマリストのうちの一人。というより、そこらへんで”ミニマリスト”と名乗っている人たちなんかより、遥かに本物のミニマリスト。この人は、身の回りから不必要なものをどんどん排除していって、最終的に家の照明だっていらないことに気づいてしまっています・・・
ミニマリストだけど、アフロ頭だけは譲れない・・・そんな独特の価値観も、おもしろい。この本を読んだら、”必要なもの”と”不必要なもの”の概念や、ものに対しての価値観が大きく覆されること間違いなしです。
断捨離のすすめ
身のまわりから、不必要なものをどんどんなくしていく断捨離。わたしアリンコも、引っ越しなどのタイミングでどんどん、捨てたくはないけど置いておいても使わないものを実家に持って帰ったり、いらないものは捨てていきました。
(アニメ「ぼのぼの」に出てくる、しまっちゃうおじさんのことを思い出しました・・・。どんどん、いらないものをしまっちゃうオジサン。このシュールさが好き・・・)
断捨離の方法、ルール
モノの断捨離
- 何かものを1つ買ったら1つ以上は捨てる
- 洋服は各シーズン4着くらいで着回せるようにする
- しばらく使っていないアクセサリー類や小物は捨てる
- 引っ越しのときに持ち運ぶのが大変そうなものは買わない
こうして、必要最低限のものだけを身の回りに置いて生活しています。
ただ、こんな意見もあります。
ミニマリストや菜食主義を見ていると分かりやすいのですが、人生=「死ぬまでの時間つぶし」が可視化されていく。
そういう人間は何も生みだせないし、その必要すら無駄と切り捨てる。それ自体を否定はしませんが、無駄がないとツマラナイし、差を感じなくなるのだから、感情さえ無くなって行く。
— おまめそう (@vuik961) 2018年7月13日
どれだけ嫌なことあっても、
ネガティブな気持ちになっても、
部屋が片づいてて、
好きなものに囲まれて、
いきている植物と一緒にいたら復活は早い。
自分を大事にする行動として、部屋をきれいにしておく。— ヤドカリ👩💼ミニマリストなOL (@minimal_clear) 2018年7月12日
ものをどんどん捨てていくだけじゃ、なんだか心の中までに空白ができてしまいそう・・・
なので、趣味など特定のものについては、残すという選択肢をとっています。どんだけものが減っても、わたしアリンコの場合は、カメラやレンズ、調理器具だけは全然減りません。
他の人にとっては明らかに不必要なものでも、自分が好きならその好きなものだけを残し、その他はスッキリさっぱり。こんなイメージで断捨離しています。
モノ以外の断捨離
- 尊敬できない知り合いとは会わない
- 得るもののない飲み会に行かない
- 雇われる仕事をやめた
断捨離と言うと、モノを捨てることばかりに目がいってしまいがちですが、断捨離はモノだけじゃないのです。ちょっと言い方は悪いですが、自分のまわりにいる人間を切り捨てていく、時間や場所の縛りを捨てる・・・などなど。
ちなみに、断捨離とはまた違う話になるかもしれませんが。最終的にどこでも生きていけるような体に、現在改造中です。
たとえば、普段はベッドじゃなく布団で寝ていますが、いつしか布団がなくても寝られるようになりました。さらに、座った状態でも寝ることができます。(ここ最近はトレーニング不足で、ぐっすり眠ることは厳しいかも)
さらに、最近はシャンプーがなくても髪が洗えるようにと湯シャンを始めました。ただこれは、また別の問題が生じたので中止しましたが・・・
そして水シャワー、はじめました。詳しくはこちらの記事で。
こうして、自分の体を”野生”に近づけていくことによって、たとえば災害時など、どんな非日常な環境においても大きなストレスを溜めることなく、生き延びていけるんじゃないかと考えています。
断捨離のメリット
どんどん、身のまわりにあるものが減っていったわたしアリンコ、良いことがたくさんありました。
時間ができた
大量にあるものの中から必要なものを探す時間、生産性のない話やどうでも良いしきたりに縛られる時間がなくなりました。
その分、自分の好きなことに使う時間や、自分が成長できる、自分にメリットがあると感じることに費やす時間を増やすことができました。
生きる場所の制約がなくなった
家がやっぱりいちばん落ち着く〜・・・っていう気持ちが薄くなり、どこにいたとしても、気になることやストレスもなく生活できるようになりました。
旅をするのが好きですが、どこにいても、悪い意味での特別感、ストレスや疲れを溜めるような感覚が少なくなりました。
人間関係のストレスがなくなった
義理や付き合いでどこかに行ったり何かをしたり、ということがなくなったので、自分の気持ちを優先して、いろんな行動ができるようになりました。自分で選んだ人たちとだけ付き合うようになったので、義理で参加するような面倒なイベントごとが全くなくなりました。
さらに、人から嫌われることが本当にどうでもよくなりました。
ミニマリストを目指そう
いろんなことを我慢して、ミニマリストになろうとする必要はありません。
でも、身の回りには意外と不必要なものが溢れかえっているもんです。
ミニマリストアフロオバサン著の「魂の退社」、ふつうの現代社会を生きている人にとってはなかなか強烈です。でも、人間(女の人でも)ここにまでなれるんだー!という視点で読んでみると、世界が広がるし、ミニマストへの第一歩を踏み出せるはず。