「淡路島」瀬戸内海でいちばん大きな島
香川県高松市内の小さなシェアハウス(ALINCO house)、オーナー兼住人のありんこです。(プロフィールこちら)
今回は香川の島ではなく、兵庫県に属する島、淡路島の紹介です。瀬戸内海で一番大きな島。
3年に一度開催されている瀬戸内国際芸術祭、最近では日本国内でも海外でも人気がかなり上昇していますが、ここ淡路島は、瀬戸内国際芸術祭開催地のなかまには入れてもらえていません。一番大きな島なのに・・・。
淡路島はどんなイメージ?と聞くと、行ったことのないだいたいの人は「何にもない島」と答えます。
でもそんな淡路島、”何にもない島”じゃなく、”何でもある島”でした!淡路島は瀬戸内海で一番大きな島ですが、もちろん島なので電車は通っていないしバスなどの交通手段が充実しているわけではありません。ほぼ全ての人が、車移動。高松からは、徳島経由で鳴門大橋をわたり、淡路島の真ん中を通る高速道路を走り抜けていきました。
鳴門大橋や明石海峡大橋を渡ったあと淡路島を通過していく車はたくさんありますが、特に用がなければ淡路島で降りることもないんでしょう・・・そして淡路島の中でも交通量が多い高速道路沿いには何にもありません。山しかない。こういうことなら”何もない島”だと言う人が多くてもしょうがないんじゃないか。みんなが見ている”淡路島”はたいていは高速道路沿いの何もないエリアなので。でも実際に島内を観光しているとすぐ、たくさんの観光地やグルメスポット、温泉やホテル、旅館があることに気付きます。それらがだだっ広い島内で点々としているので、どこが一番栄えている場所かさえ分からない状態です。たくさんの見所がありますが、今回わたしが気に入った場所を紹介します。
日本一のだだっ広い敷地に、季節の花が咲き乱れる!
ここは、あわじ花さじき。淡路島の北寄りの場所にある観光地です。まあ、花畑があるんだろうな、という軽いノリで行きましたが・・・
なんだか、花畑のレベルが他とはちがう!日本中探しても、こんなに広い敷地内に花が咲き乱れている風景を見ることはできないんではないだろか。
わたしアリンコが行った10月は、コスモスがちょうど見頃でした。
乗馬体験もできます。広い花畑を、大きな馬に乗って、青い瀬戸内海を眺めながらパッカパッカ。
コスモスだけでなく、いろんな花が咲き乱れていました。こちらはラベンダー。
こちらはサルビア。背景が大きな瀬戸内海、というのがなお一層美しい。
黒い牛さんたちも、広大な草原の上を気持ち良さそうにのそのそ。ここは日本か?と思ってしまう風景。
大自然を生かしたグルメが盛りだくさん
淡路島牛乳、生しらす丼
淡路島で有名なのが、やっぱり牛乳です。淡路島牧場には、牛乳の試飲や濃厚で新鮮なソフトクリームが食べられる場所もあります。淡路島牧場は、鳴門大橋寄り(淡路島の南のエリア)にあるので、四国からのアクセスが便利です。
淡路島には、海の幸を生かしたグルメもたくさんあります。そのうちの1つがこれ、生しらす丼。日本国内には、他にも生しらすを食べることのできる地域がありますが、気候や漁獲量などに左右されやすく、せっかくお店に行ったのに食べられなかった、ということもたくさんあります。
ここ淡路島の生しらすは、年にもよりますが11月頃まで食べられるそう。
この生しらす、身が大きくてプルプル!
神奈川県の江ノ島も、しらすが名物ですが、それとは比べ物にならないほどおいしい。まず人口が少ないのと、漁獲量が比較的安定していること、そしてなにより海が綺麗なのが大きな理由なんじゃないかな。しょうゆをつけなくても、塩と柑橘果汁だけで充分、おいしく食べられました。
甘いたまねぎ(フルーツたまねぎ)
それから、グルメもおみやげも楽しめるのが、もとは小学校だった建物を大幅リフォームして作った複合施設、のじまスコーラ。
淡路島でとれた野菜や果物などの特産物、加工品などのおみやげが揃います。特に、淡路島特産のフルーツたまねぎ!淡路島のタマネギは、甘いことで有名なのです。高いものでは糖度14度ほど、そこらの果物くらい甘い・・・。
こちらが、のじまスコーラの外観。学校だったんだ、ということがよく伝わります。ちなみに”スコーラ”はイタリア語で、”学校”という意味だそう。
日帰りもOK!車でのアクセスが便利
車でのアクセスが便利です。というより、車じゃないとなかなか行けません・・・。
淡路島に入ってからは、端から端まで約60km。高速道路を通れば、45分ほどで通過できてしまうくらいの距離です。
淡路島の北端、淡路SAに直結している淡路ハイウェイオアシスでは、定番の淡路島特産物やおみやげがほとんど揃います。レストランや公園もあり、長時間でも居座れるスポット。淡路島牛乳を使って作った牛乳プリンやシュークリームなど、グルメも豊富です。一般道からも利用可能。
なんといってもここからの、明石海峡大橋、神戸や大阪の街を一望できる景色。瀬戸内海の美しさを改めて感じられます。
なぜ、淡路島のたまねぎは甘いんだろか・・・品種の問題?気候の問題?とにかくフルーツ並に甘い、淡路島のたまねぎです!
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