シェアハウス運営を上手に!困らない人間関係をつくるための必須知識




シェアハウス運営と人間関係

香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO house)のオーナー、ありんこです。(プロフィールこちら

東京都内を中心に全国各地で増えてきている、シェアハウス。もともとは他人だった人たちが同じ家で生活するという、ちょっと変わった暮らし方ですが・・・家賃などの生活コストをおさえられる上に一人暮らしのような寂しさがない!ということで、若者を中心にシェアハウスで暮らす人たちが増えてきているわけです。

生活コストがおさえられ、なおかつ寂しくない。しかも束縛もそこまでなく比較的自由に生活できるシェアハウス。ですが・・・当然、良いことばかりではありません。

なかでももっとも大問題になるのが、いつだって人間関係に関すること!「そんなちっちゃいことで!?」というようなものから、「それは修羅場!ww」みたいな大きな問題まで、いろいろと生じているようですね・・・。

 

ありんこ
ちなみにありんこハウスでは、規模が小さいってこともあり、今のところ大きなトラブルはなく。こぢんまりとユルーいシェア暮らしをしています。

でもやっぱり、トラブル事例についてはいろんなシェアハウスオーナーさんたちからもよく聞きますね・・・違う人間が複数人同じ家の中にいるわけだから、そりゃしょうがない!

 

シェアハウスの人間関係トラブル

人間関係ってそもそも難しいもの。どんだけ親しい友達と一緒にいても、付き合って長い夫婦間でもケンカって勃発しますよね。

じゃあ他人どうしが一緒にいるシェアハウスでは、一体どんなトラブルが起こりやすいのか。

他の記事でも紹介していますが、多いのは・・・

  • うるさい問題
  • クサい問題
  • 性格が合わない問題
  • 「わたしはいつも掃除してるのに、他の人はしてくれない」問題
  • 「洗面所や洗濯機占領するなよ」問題
  • 片付けや掃除の仕方に大きな差がある問題
  • トラブルからの気まずい空気問題
  • グループができてしまう問題
  • 盗難、または疑いがかけられる問題
  • 一部だけ仲良くなってしまい過ぎる問題
  • 特定の人だけイライラが溜まってしまう問題
  • ルールをこっそり破る問題

などなど。

ちょっと注意すれば済むくらいの問題なら、オーナーや管理している人がそれを言ったら良いんですが、それでも解決しないどころか、トラブルがさらに増大する場合もあるみたいで・・・。

「何もしらないくせに口出しすんなよ」とか「いや、でもわたしはいつもあの子に我慢させられてる!」とか、まるで小さい子どものケンカみたいなやり取りが繰り広げられてしまった・・・っていう話もときどき聞きます。

 

シェアハウス運営側からの入居拒否の理由

そんな人間関係トラブルを防ぐためにも、運営側にとってまず大事なのは、ある程度はトラブルの種を事前になくしておくっていうこと!

実際のところシェアハウスの入居審査に通らなかった人たちの例として、やっぱり人間関係に問題が起きる原因になりそうな要素が多いですね。

 

出典

コミュニケーション能力に問題があるっていうのは、たぶん入居審査をする人の考え方にもよるんですが、コミュ障とかそういうものだけじゃないと思うのです・・・入居拒否をされる理由としての圧倒的トップなんですね!

極端に人と関わりたがらないとか、逆にウザいぐらいに関わってしまうとか、コミュニケーションが自分本位過ぎるとか・・・いろいろありますよね。

あとは、コミュニケーション能力も含めた性格の問題とか、いろんな年代がいるのは良いけど高齢すぎたらまた違う部分で問題が起きたりするんで断るとか・・・。高齢だからといって断るのはなんだかおかしな気もしますが、たとえば高齢になると頑固で周りに合わせようとしない(自分が生きてきた世界が全てだと思っているので)とか、生活ルールや習慣が今の若者とは大きく違う部分があるとか、そういう部分が多いんじゃないでしょうか。

入居の時点で、ある程度人間関係のトラブルは防いでおきたいもんですね。運営する側のためにも、入居している人たちのためにも、本人のためにも・・・。

”高齢のため”っていうのは、なんだか納得いくようないかないような感じですが・・・シェアハウス入居者の年齢の問題についてはこちらの記事をどうぞ→『シェアハウスと人間関係!高齢者がいると実際上手くいく?トラブルが増える?

 

ありんこ
さらに個人的には、「安いから」っていう理由だけでシェアハウスを選ぶ人には要注意だと思ってます!

人とのコミュニケーションを楽しんでもらえる人じゃないと・・・本人も周りも苦しいだけだし、空気が悪くなる。

 

シェアハウス運営を人間関係で失敗しないために

人間関係を管理するのが、シェアハウス運営での苦労するところ。入居者たちはもともと他人どうしだった人たちです。

じゃあ、どうやっていろんな種類の人間たちをうまーい具合にまとめていくのか・・・大きなトラブルを起こさずに平和なシェアハウス生活を送れるようにもっていくのか・・・。

ということでシェアハウス運営と人間関係管理に役立つ、ちょっとしたコツを紹介しておきます!

 

上下関係をつくらない

家に帰ってきて上下関係があったら、ふつうに考えて嫌ですよね・・・ストレスだし、偏見にも繋がるんでトラブルが起きやすくなります!

日本人って年齢とか役職、肩書きとかによってすぐに上下関係をつけたがるんで、そういうのは家ではナシにした方が人間関係が上手くいくはずです。

ただ、上下関係って簡単に見えて意外と深くて難しい問題だったりもします・・・シェアハウスの上下関係の事例についてはこちらの記事をどうぞ→『シェアハウスと人間関係!入居者どうしの上下関係はある?ない?

 

長期過ぎる人は要注意

何年も住んでいる間にシェアハウスにいるメンバーって変わってきますが、ずっと残っている人ってだんだんとその家の主(ぬし)みたいになってきてしまいます。

無意識だけど勝手にルールを作ってしまったり、指図が多くなったり。これも日本人ならではの、年功序列、先輩・後輩文化によるものなんだろか・・・長くやっている人ほど偉い!みたいな雰囲気、そういうの無意識に成り立ってしまうことが多いですよね。

これが上下関係につながってしまったり。

 

厳しくしないことを心がける

何かと厳しくルールを作ったり指摘したりすると、「わたしはやっているのに、あの子はやってない」とか「ルールうざいから、管理人今日いないし破っちゃお」とか、そういう人が出てきます。くっだらないですよね・・・。

でも人間って基本的に、厳しくされるとその枠の外に出たくなるもんです!逆に自由だと、べつにそんな欲も出てこないのです。不思議。

 

いかがでしたか?人間関係トラブルっていろいろありますが、客観的に見るととてもくだらない原因ばかりだったりします・・・みんなが冷静に、強いこだわりを押し付けずに周りの人のことを考えて生活できたら、いちばん良いですよね!

さらにシェアハウス運営について、開業までの経緯や想いなどをいっきにまとめた記事はこちら→『【まとめ】香川県に移住して古民家リノベで作ったシェアハウス!開業〜運営全公開』ぜひ参考に。

 

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