シェアハウス生活のメリットと防犯
高松の小さなシェアハウス(ALINCO house)のオーナー、ありんこです。(プロフィールこちら)
ありんこハウスをつくって、管理人としてもシェアハウス内で生活し始めてもうすぐ2年がたちます。
シェアハウス暮らしって、もちろん人によって合う合わないはあるとは思うけど、ひとりぼっちでもなく束縛もされないちょうど良い距離感での他人と一緒の生活。個人的にはとっても居心地が良い暮らしのスタイルなんですよね!
いろいろとメリットやデメリット、全国各地それぞれのシェアハウスではあると思うんですが、メリットのひとつとして防犯面を考えたとき、工夫の仕方によっては一人暮らしよりもずっと安全な環境での生活ができているんじゃないかなー、とも思ったのです。
ということで今回は、シェアハウス生活のメリットのひとつとして挙げられる防犯面について、紹介していきます!
一人暮らしかシェアハウスか
まずは、防犯面に限らずシェアハウス生活と一人暮らしとの比較。
それぞれに特徴があって、人によってどちらの暮らし方が向いているかも違ってくるわけですよね。
一人暮らしのメリットと向いている人の特徴
まず、一人暮らしについて。
もちろん金銭面で考えると、一人暮らしをするとき、アパートやマンションの賃貸契約を結ぶときって、びっくりするくらいの初期費用がかかるんですよね。生活にもそれなりにお金がかかるんで、金銭面で余裕がない人にはけっこう苦労する部分。
金銭面ではそれなりに苦労するけど、じゃあ他の面ではどうなんだろか?
- どんなに散らかしていても誰にも何も言われない
- 自分の好きなときに掃除、皿洗いなど家事ができる
- 喫煙・ペットを飼うなどある程度自由
- 家で人とコミュニケーションとらなくて良い
- 家に家族や友達などを自由に出入りさせられる
などなど、いろいろと自由さがあって暮らしやすいですよね。
シェアハウスのメリットと向いている人の特徴
一方、シェアハウスはと言うとどんな生活ができるのか・・・
- 夜など、ひとりぼっちで寂しいこともない
- ご飯を一緒に食べたり、友達が増えて視野が広がる
- 防犯面で一人暮らしよりは安全
- 家事を分担できたり宅配便を受け取っておいてもらえたりする
などなど。
節約できるという理由でシェアハウスを選ぶ人が多いようですが、金銭面以外にも、いろいろとメリットはあるわけですね!
逆に、シェアハウスという暮らし方のデメリットはと言うと・・・
- 気を遣いがち、神経質な人にはストレス
- ルーズな人には束縛感がある
- シャワーやトイレを使うとき待たなきゃならないこともある
- 家族や恋人を気軽に呼べない
- 人間関係のトラブルがあってもすぐ絶交できない
- 大声で歌ったり踊ったりできない
- 勝手にペットを飼ったりできない
などなど。
そりゃもともと他人だった人たちが同じ家の中で生活するわけで、いろいろありますよね。
一人暮らしとシェアハウス暮らし、どちらが良いかは一概には言えないんですが・・・自分にはどちらの暮らし方が向いているのか、考えて決めるようにするのがおすすめですね!
さらに、一人暮らしやシェアハウス、どちらにするかまだ迷っている人にぴったりな仲介サイトを紹介している記事はこちら→『シェアハウス生活を始めたい人必見!物件仲介サイトとシェア暮らしのメリット』合わせてどうぞ!
個人的には、「アパマンショップ」のサイトに載っている物件を見て比較するのがおすすめ。全国規模の大手ならではの余裕なのか?学生向けの超格安物件や、最近ではシェアハウス物件も扱っているのです。
シェアハウスでの防犯のメリットと方法
じゃあ続いては防犯面について。
どういう部分で、シェアハウスは防犯面で安全だって言えるのかいうと・・・
- 全員が外出している時間がふつうの家庭より少ない
- 女性の一人暮らしなどに比べ不安が少ない
- もし何かあっても助けをすぐに呼べる
- 鍵をしめ忘れたときなどに他のなかまにお願いできる
- シェアハウス内の個室にも鍵がある
というような理由があるからですね。
家族で生活している人たちは、家族みんなで一緒に出かけるっていうことも多いかと思います。とくに休日など。シェアハウスでは、基本的にみんながバラバラな曜日、時間に出てバラバラな時間に帰ってくるんで、泥棒さんも入りづらいわけですよね〜
さらに一人暮らしと比べると安全面は大きい!とくに女性の一人暮らしって、やっぱり不安はありますし、実際に事件とかも起きているわけで。
シェアハウスなら、そういった犯罪をあらかじめ防げるだけじゃなく、もし何かあったときにもすぐに発見できるし助けを求められる状況にあるっていう点が大きなメリットですよね。
あとは、鍵のしめ忘れに限らず火の元やコンセントの抜き忘れなどなど・・・いろいろとやらかしたときに、お互いに連絡を取り合えば助け合えるのでありがたい!本当は全員が気をつけなきゃならないんだけど・・・。
そしてもちろん、シェアハウス内でもある程度の防犯はしてあります。いくら仲良くなったからと言って、もともとは他人。何かあったときに疑いをかけ合ってしまうのも嫌なので、持ち物や個室に関してはすべてが自己責任。ということで個室に鍵をつけたりもしています!
お互いに助け合えるなかまと一緒の暮らし。人によって合う合わないはあるしメンバーによっても雰囲気が左右される暮らし方ですが、日々本当にありがたいことが多いのです!
シェアハウスの防犯につながるおすすめ便利グッズ
そんな防犯面でもメリットの多いシェア暮らし。さらに、シェアハウスで使うととっても便利な防犯グッズを紹介しておきます。
暗証番号キーボックス
Keiden(計電)キーボックス 暗証番号キーボックスPC-10【鍵番人プラス 南京錠型】
まずはこちら。
シェアハウスってだいたいは3人〜6人くらいで生活をすることが多いですが、外から入ってくるときのドアのカギを全員に渡すとなると、どんだけスペアキーを作らなきゃならないんだろか・・・しかも誰かひとりが紛失したら、即作り直し・・・。もちろん、入居者が変わるタイミングでもいちいち、数ヶ月単位で作り直す必要が出てくるわけですよね。
そんなときに便利なのが、暗証番号を利用したカギ!
ちなみにありんこハウスでは、ドアに直接番号キーをくっ付ける工事を最初にしてもらったので、このキーボックスは必要なく。番号を押すだけで開閉できるようになっています。ただ、工事費がかさんだり時間がかかったりという問題もありますよね。
ということで、この暗証番号キーボックスを使うわけです!ドアのカギをこちらのボックスに入れて、暗証番号を設定しておきます。そうすると、番号を知っている人しかカギを取り出せないわけですね。
でもカギ交換のことやいろんなリスクを考慮すると、めちゃくちゃ便利なシステムですよ〜
大きな共有壁掛けカレンダー
続いては、誰がいて誰が長期で家をあけているのかなど、入居しているなかまどうしで予定を共有するためのカレンダーですね。大きめの、予定が書き込みやすい方が良いです。
ふつうに予定を把握するのに便利なだけじゃなく、たとえばもしものときに。「あれ?昨日も今日も〇〇さん、帰ってきてないっぽいけど・・・」となってカレンダーを見ると、ふつうに帰宅予定・・・。そんなときに、事故や事件などもし何かがあった場合の早期発見につながったりもするわけです!
いかがでしたか?これからシェアハウスで生活するにも、シェアハウスの運営や管理に興味がある人にも、ぜひ参考にしてほしい知識でした!
さらに、シェアハウス運営について、開業までの経緯や想いなどをいっきにまとめた記事→『【まとめ】香川県に移住して古民家リノベで作ったシェアハウス!開業〜運営全公開』も合わせてどうぞ。