香川県に移住してから節約体質になった理由
香川県高松市内につくった小さなシェアハウス(ALINCO house)のオーナー、ありんこです。(プロフィールこちら)
貯金ができないとか、気づいたらお金がなくなっているとかいう話をよく聞くので、今回はそんな人たちが節約体質になるために役立つ情報を紹介します!これ以上節約できない、って思っていても実際目をつける部分を変えると意外なところでできたりしますし、貯金だっていつのまにか増えているもんです。
わたしありんこ、趣味にはかなりお金を使ってしまうんですが、それ以外にところでは全然お金をつかわない・・・神奈川や東京都内によく出没していたときはそれなりにお金を使っていましたが、香川県に移住してきてからは、ほぼ本当に必要なものにしかお金を払っていません。
誘惑が少ない
というのもいちばんの理由は、誘惑が少ないから。都会にいたときも、もともとそんなに浪費グセはありませんでしたが、それでもやっぱり駅近くにはたくさんの可愛い服屋さんや美味しそうなスイーツ、ケーキ屋さん。わざと見栄えのするような展示の仕方をしていたり広告が充実していたり、お菓子の焼ける甘ーいにおいをわざと漂わせていたり・・・お店側も上手なもんです。
香川県に移住してきてからは、そりゃ街中に行けばそれなりの誘惑はありますが、そんなにそそられるわけでもない。
地方に移住してきてからは食べ物や服の誘惑が少ない。飲み会は時間の無駄だし面倒なのでほぼ参加しないし、シンプルな服を着て化粧は適当に。ブランドとかマジでどうでも良い。ジャージやパジャマで外に出れちゃうし、買い食いもほぼしない。
ケチなのに貯金ができない人の特徴
日本人に多い(とくに香川県には多いらしい)ケチな人。細かいところをいちいち気にして、いかに自分がお金を出さなくて済むかとか、いかに得をするかってところばかり考えています。でも面白いのが、なぜかそういう人の中にも貯金が全然できない人がいるのです!
そういうケチなのに貯金ができない人の特徴としては
- すでに無駄な目的でお金を使っている中での出費を減らそうとする
- 家計簿をつけていない
- 負けず嫌い
- あまり人のためにお金を使うことはない
っていう傾向が挙げられます。
具体例を出すと、本当は行きたくもない飲み会に自分の意思で参加をしてしまったのに、その中でお会計のときにお金を出し惜しむとか、自分のすぐ近くにいる人よりも自分は得をしようという何とも小さすぎる考えがあるので、セール品はめちゃくちゃあさる!そして余計なものまで買う。家計簿をつけていないので、自分がどこで本当に無駄遣いをしているのかを知らない。それから、お金に対しての考え方が寛容ではないので、奢るとか多めに出すとか投資をするという考え方をしない。
節約体質とケチは違う
ケチな人って、その場限りで多少は出費を減らすことができるので節約ができたような気になるんですが、長い目で見るとムダが多いし全然節約できていないのが事実。
節約体質になるためには、そういうケチな人の特徴にあるような考え方はやめるべきです。財布の中から出ていくお金をできるだけ減らす、出費を減らすという考え方よりもむしろ、お金には関心をもたずに”ただ単に、ムダな行動を減らす”という視点で生活をするように心がけるのが何よりのコツなのです!
生活費の見直しで節約と貯金
まずは家計簿!シンプルにカンタンに
節約をしたいなら、まずは家計簿をつけるのがおすすめ。自分で管理をしていないくせに「なんで貯金ができないんだろー」なんて言っているやつはただのアホ。お金って、自分が把握していない意外なところで出ていっているもんなのです!
でも正直、家計簿って書き方がちょっと複雑だしつけるのが面倒なのもわかります。そういう人におすすめなのが、シンプルな家計簿。
とくにおすすめなのがこちらの家計簿。中身がシンプルなので、毎日記載するのがカンタン。そしてはらぺこあおむしの可愛いデザイン!
家計簿は何より、シンプルなデザインと書きやすさ、簡単に記載できて簡単にチェックできるっていうところがいちばん重要です。余力のある人は、自分でエクセルファイルをつくって家計簿として使うのもおすすめです。エクセル関数を使えば面倒な計算も必要ないし一目でムダが見えるので。
生活費のやりくりと見直し
家計簿をつけてみると、自分がどこに使いすぎているのかが見えてくるはずです。絶対に自分は無駄遣いなんてしていない!って思っていても、誰でもどこかしらで意外と多すぎる出費があるもんなのです。
ここでは、わたしが省いてきたムダな出費やいろんな出費についての考え方を紹介していきます!
飲み会や外食
大学生や社会人にとっていちばんネックになる出費がこれ、飲み会や外食だと思うのです。
わたしは飲み会や外食には基本行きません。というより、一緒に行く人や行く先を見て判断します。これは当たり前のことだとは思うんですが、なぜか日本人には「飲み会や食事を断るのは良くない」みたいな考え方があるようで、自分にとってメリットのなさそうな飲み会などにも半強制的に参加する羽目になっていることが多いのです。
家でご飯を作ったら1食あたり200円〜高くても1000円はしないでしょう・・・一方で外食や飲み会、4000円や5000円くらいはとられます。さらにノリで2次会なんかに言ってしまえばプラス2000円や3000とか。酔っ払っていたらどうでも良くなるのかもしれないけど、一晩で1万円近くとられるってなんなんだか。そしてたいていの場合、酔っ払いどうしでつるんでいるだけの飲み会、ただの時間のムダ。場合によっては記憶飛んでいたりするし、完全に時間を浪費しただけです。
ということで、飲み会は基本行かない方が良い。義理とか営業とかいろいろあるんだろうけど、それで嫌うくらいの相手ならそれまでの関係にした方が良さそうです。
毎日の飲み物や軽食
節約してますーとかって言う人でも、毎日ふつうに自販機で1〜2本お茶やジュースを買う。まあわたしもときどきは買いますが。これってよく考えると、ちょっとしたムダなのです。1日1本150円だとしても1ヶ月で4500円。1年間で約55000円。5万円あればきっと別のことにお金をかけられるはず。
タバコを吸う人は同様な考え方で、相当な金額費やしています。まあこれは必要経費だと割り切っている人はべつに良いんじゃないかと思いますが。
美容とファッション
それから、化粧品代だとか美容代がかさむのが女性。これを節約できるとけっこう貯金できるっていう人も多いはず。1〜2ヶ月ごとに美容院に行くたびに1万円とか、ネイル、エステ、整体などなど出費がはげしい!
洋服代もかなりかかります。安くても1着数千円〜数万円しますし、じつはけっこうな出費。
わたしは必要な服意外基本買わないし、おしゃれにもあんまり興味ない。かかっている洋服代や美容代は1ヶ月0円〜5千円くらい。ふつうの女子の10分の1くらいなんじゃないだろか。それに、美容院にだって行くのはときどき。自分で髪の毛を切ったりもするので美容代は超最低限。節約のためというより、時間のムダだし面倒くさいのです。
固定費を格安に
家計簿をつけてムダな出費を把握して削減したら、あとは毎月固定費として出ていく費用を見直すのも重要。
まずは今どき持っていない人はほぼいない必需品、iPhoneなどのスマホ。昔よりはちょっと安くなったみたいですが、大手のケータイ会社で購入、契約をするのはあまり賢くない。SIMフリーの本体に、別で契約した「格安SIM」を入れて使うことによって、最終的には数万円単位で差が出るのです!
それから、どうしようもないと思われがちですが光熱費や保険料など。まずは家計簿をつけてみることが何より大事ですが、電気代やガス代(とくにプロパンガスの家)は、契約先によってかなり出費に差があります。電気代については「電気代の一括比較」というサイトで、プロパンガスについては「ガス代の一括比較」というサイトで、一度見積もってみることをおすすめします。見積もりは無料でできます!
あとは保険に入っている人は「保険の見直し」←こちらのサイトでこれまた無料見積もりをしてみて、保険料を見直す必要があるかどうかを確認してみてください。
とにかく家計簿を3ヶ月間〜1年間程度つけてみると、どこで自分はお金を使いすぎているのか、ということが自分で把握できます。自分がどこでお金を使っているかなんて知っているし、毎回クレジットの明細くらいは見てるよーという人でも、意外と把握しきれていない部分が多くあるのです。チリが積もれば山となる、っていうことで、ぜひ自分の出費状況や自分の習性、性格について考えなおしてみましょう!
都会で暮らしていたときは、毎日帰り道の途中でパンやお菓子を買い食い。おしゃれな服を着て化粧もそれなりにして、毎年の流行に合わせて季節ごとに服や小物を買い換える。飲み会は楽しいからそれなりに参加。