【カメラ女子の貧乏一人旅】伊豆大島旅人の宿「ゲストハウスもりおの家」




ありんこです。(プロフィールこちら

今年は夏の間だけ、伊豆大島のゲストハウスでヘルパーをしています。

【カメラ女子の貧乏一人旅】東京から1時間45分!大自然の伊豆大島とゲストハウス

2018.07.30

 

内地よりはだいぶ涼しく(と言っても今年はけっこう暑いようですが)、基本的にはエアコンのいらない生活。

 

伊豆大島ゲストハウスもりおの家

2度めの台風が過ぎ去った伊豆大島。

さいわい、たいして雨も降らず窓を開けっぱなしにして寝ても(おそらく)何ともなかった?くらいの台風でした。

 

もりおの庭

台風のあとの伊豆大島では、ツバキの実が大量に落ちています。

ゲストハウスもりおの家の敷地内にも、たくさん。でもたくさん拾ったとしても、ツバキから抽出できる椿油はほんのちょっとなんだそう。

この写真くらいの量のツバキからは、1回顔に塗る分くらいの椿油が抽出できるようです。

 

こちらは、オーナーもりおさんが育てているアーモンドの木。

アーモンドって、こんなにふわふわの実がなるんだー、というか、アーモンドって木になるんだー・・・と、感動。

 

ここにしかない時間と空間

まだお盆前ですが、この日はたくさんの面白いゲストさんたちとBBQ。

島と、夏の夜のBBQ、酒と音楽と、ここで出逢ったなかまたち

人っていいなー、旅っていいなー・・・と、改めて感じることのできる空間がここ、ゲストハウスもりおの家なのです。他じゃ味わえないこのおもしろさ、かけがえのない時間と空間。

 

子どもみたいに騒ぎながら試行錯誤して、この日のゲストさんたちみんなでつくった写真。

まずはスマホのライトを花火に見立てて練習しつつ、この写真が最後、テイク5くらいでした。

撮影はシャッター30秒、F22、ISO50。ちなみに背景を真っ黒にせず、人と、右上に「もりおの家」の看板を入れたのがちょっとしたこだわりポイントです。

初めて会うなかまたちと、こうして一緒にバカなことができたりするのも、もりおの家だからこそ

 

土砂災害からの復興3周年の夏

伊豆大島に初めて「ゲストハウスもりおの家」ができたのは、今から10年ほど前だそう。

今はもはや、外国人観光客ブームだかなんだかで全国的に増え続け、飽和している”ゲストハウス”ですが・・・当時はゲストハウスなんてものは世間にあんまり知られておらず、伊豆大島にももちろん「もりおの家」だけ。

 

そんな「ゲストハウスもりおの家」。今から5年前の2013年10月16日、伊豆大島を直撃した台風によって、すべてが土石流で流され、奪われた命もありました。

5年経った今でも、山肌には明らかな土砂崩れの跡が残っています・・・

 

そして人が亡くなったとか建物が全て流されたとか、そんな絶望的な状況以上にさらに複雑に交差する絶望から、「ゲストハウスもりおの家」が復活したのが2015年8月8日。

なんと奇遇なことに、わたしアリンコの誕生日も8月8日。

 

「もりおの家」復興3周年おめでとう!

と同時に、わたしアリンコの誕生日ケーキのサプライズ!ふつうのケーキじゃないとこもまた面白い。大量のサーモンと大量のとびっこ、大好物です。

 

台風のなかですが、豪華な誕生日。歳をとるのは年々うれしくなくなるけど、やっぱり誕生日って良いもんです。

復興3年目の伊豆大島ゲストハウスもりおの家。全国各地にいろんなスタイルの、いろんなオーナーさんのゲストハウスがあるけど、ここにしかない人との出逢いやストーリー、特別な空間と時間が「もりおの家」にはあるのです。

【カメラ女子の貧乏一人旅】東京から1時間45分!大自然の伊豆大島とゲストハウス

2018.07.30