カメラ女子におすすめ!ドリンク・飲み物を綺麗に撮る方法
フォトグラファー・写真家のありんこです。(プロフィールこちら)
カフェで出てきた美味しそうなコーヒーやラテ、夏にぴったりな、涼しげな色をしたジュースや炭酸ドリンクなどなど・・・飲み物の写真、できる限り綺麗に、美味しそうに撮りたいですよね。
「食べ物や飲み物の写真を上手に撮る人たちってときどきいるけど、ああいう写真ってどうしたら撮れるの?」と疑問に思うことも多いと思います。
ということで今回は飲み物の写真、上手に撮る方法について、カンタンに真似できるコツをがっつり紹介していきます!
ドリンク、飲み物写真を綺麗に撮るコツは光!
これは物を撮影するときには共通して言えることなんですが・・・まず、一番大事なのが光!じつは光さえ気にしていれば、カメラ本体やレンズにこだわらなくてもある程度綺麗な写真は撮れるのです。
写真を撮るときにいちばん大事なのが、光を見るということ!光と陰を読む力がなかったら、どんなに高価なカメラやレンズを使っていたって思うような写真を撮ることができないですね。
食べ物や飲み物の写真を撮るときは逆光がおすすめ
光については、ピシッとした証明写真とかじゃない限り基本的には逆光がおすすめです!
逆光と言っても、被写体(食べ物や飲み物)が暗くなってしまうほどの強い光はダメ。夕日をバックに人の写真を撮ろうとすると人が完全に影になってしまいますが、あれは光が強すぎるからなのです。
やわらかくて弱めの光が、被写体(食べ物や飲み物)の背面から入っているとき、美味しそうな写真が撮れます!
逆光じゃなくても、斜め後ろ(半逆光)や横からの光がおすすめですね。真正面から光が入っていると、被写体はハッキリとするんですが写真自体はのっぺりした印象になってしまいます。食べ物や飲み物の写真なら、あんまり美味しそうに見えません・・・。
レフ板については、べつになくてもOKなんですが、被写体の後ろから入る光が強すぎて被写体の手前側に真っ黒な影ができてしまったりするときにはあれば便利。(レフ板じゃなく、白いものならなんでもOK)ま、カフェなんかにわざわざ持っていかないですよね笑
スマホに付いているライトを利用!?
さらに言うと、お茶やジュース、炭酸飲料や場合によってはコーヒーなどなど、透明感のある飲み物については、グラスの後ろから光が入っているととっても綺麗に見えます。
本当はやわらかめの光がベストなんですが、たとえばスマホの後ろについているライトなどを使って、グラスの背面から光を当ててみてください!確実に、見え方が変わりますよ〜
小物を工夫して綺麗な写真を撮る!
そして、実際に撮影をする場所について。被写体(飲み物など)の設置場所や被写体自体の話、小物を使ったテクニックについて紹介しておきます!
食べ物や飲み物の写真を撮るときって、「美味しそうだなー」っていう想像をかきたてることが大事。そういうときに便利なのが、写真に入れる小物たちなのです。
- カラフルだったり雰囲気のあるお皿
- おしゃれな調理器具
- 野菜やフルーツそのもの
- おしゃれな紙ナプキン
- 小さなビン
- 調味料の入れ物
- 花
- ランチョンマット
などなど小物についてのアイデアはたくさんあるんですが、その中でも被写体(食べ物や飲み物)に関係するものを置く(たとえばオレンジジュースのそばに実際に柑橘系の果物を置いてみたり)とか、透明なビンなどを置くとか、そういうちょっとした工夫で写真に対する印象ががらっと変わりますね!
これは家で撮るとき限定ってのがちょっと残念ですが・・・。たとえばカフェなんかでも、テーブルの上にあるオシャレだなーと思った小物を画角に入れてみたり、ちょっとした工夫ができますよね。
そしてわたしが特におすすめしたいのがこちらの通販サイト。料理研究家の栗原はるみさんがプロデュースしているだけあって、かなりオシャレで写真映えのする調理器具や小物が見つかります!さらに、使いやすいものばかり。
写真映えするってのはもちろんですが、道具や小物自体がシンプルでおしゃれ!
わたしも写真を撮るだけじゃなく料理も好きなので、こちらのオンラインストアをよく利用しています。はまり込むとやたらとお金をつぎ込んでしまって良くないんですが・・・ほどほどに。
格安なわりにとてもオシャレで使い勝手もよく、ふつうのカトラリーでさえ被写体の一部にすると、けっこう絵になるんですよね。ぜひ利用してみてください→「栗原はるみプロデュース【ゆとりの空間】」
あとは、飲み物の撮影に特化したなかでも・・・さらにビールの写真を撮ることに特化した話。夏にはキンキンに冷えたビール、そんな美味しそうなビールが表現できるような写真を撮りたいですよね!詳しくはこちらの記事にて→『カメラ女子の物撮りテクニック!美味しそうにビール写真を撮るコツ』
カメラ講座DVDで、飲み物写真の撮り方を独学習得
そしてそんな物の撮影、自分でなんとか独学で技術を習得したいという人のために、おすすめの講座も紹介しておきます。と言ってもDVDなので好きな時間に受講できる教材なんですが!
有名企業からたくさんの依頼を受けているプロのフォトグラファー、高崎先生が教える商品撮影教材。(こちら→「売れる商品写真の撮り方講座」から詳しい紹介を見てみてください)
短い時間、低予算でなるべく身近な道具だけを使ってカンタンに、そして魅力的に、食べ物や飲み物、雑貨などの写真が撮れるようになるコツが詰まったDVDです。専門用語を使っていないのでカメラ初心者にも分かりやすく、カメラの設定もDVDを見ながら真似するだけでOK。
食べ物や飲み物だけじゃなく、あらゆる商品写真に適応できるコツが収録されています。正直、物撮りって表情とかタイミングとか被写体との関係性とか・・・そういうポートレート撮影のときに関係してくる要素とは無関係ですし、やり方さえ知っていればある程度の写真が撮れるというのも事実。
ただ、DVDを使った学習なので、どれだけの技術を習得できるかは自分次第・・・学習する意志が弱い人だとすぐに諦めてしまうっていう恐れもあるんで、そういう人にはおすすめしません。
これからずっと使える知識と技術なので、初期投資としてDVDを購入してみるのもありですね!
- 自分で撮ると安っぽく見える商品写真をどうにかして売り上げに繋げたい
- プロに撮影依頼したときのイメージのすり合わせが面倒
- これから継続的にブツ撮りを自分でしていきたい
- 良さげなコンパクトデジカメや一眼レフを購入したものの活用できていない
- カメラ教室に通う時間の余裕がない
というような自分でお店を持っている人の他にも、お店の商品を撮影する機会がある人、ただ単にインスタ映え狙いの人。
ふつうにプロに依頼するにはこの何倍ものお金がかかること、これを機にいっきに商品が売れるようになることを考えると、かなり良い初期投資なんじゃないかと!
詳しい説明はこちら→「売れる商品写真の撮り方講座」
わたし自身も、幅広い知識とカメラの技術をいろんな教材から学びました!
カメラ女子、初心者に!写真の撮り方とカメラの設定方法を学ぶ
上で紹介した物撮り講座のDVDは、カメラの設定方法などについては熟知している人、中級者以上の人たちのための講座になっています。
まずは根本的に、カメラの使い方や設定の仕方が分からないという人、基本的なカメラの設定が分からずいつもオートで撮っているという人には・・・違う教材、というより著書を紹介しておきます。
こちら、一眼レフやミラーレス初心者にはもちろん、コンパクトデジカメにも使える知識がたくさんです。
カメラの設定や使い方について勉強したい人には、この本を1冊まるごと読んでおくことをおすすめします!初心者にもわかりやすく、カメラの使い方や設定方法など一通りのことが書いてあるんで。
そして飲み物写真以外にも、いろいろな物の写真の綺麗な撮り方、もっと詳しく勉強したい!という人はこちらの記事を参考にどうぞ!→『カメラ女子なら知らなきゃ損!自分で物撮りする方法とコツ、おすすめ講座まとめ』