香川県シェアハウス生活。ユルいシェア暮らしと食欲の秋
高松の小さなシェアハウス(ALINCO house)のオーナー兼住人、ありんこです。(プロフィールこちら)
食欲の秋・・・今年も始まりました。
さぬきの米
昨年の秋、ありんこハウスに新米を30kg分け与えてくれた方。なんと今年もまた、30kgの玄米をくれました!
お米って、シェアなかまそれぞれが5kgとか10kgとか買うと、米袋でっかいし、場所をとってしかたがない。そんなときに、タダでもらっちゃったお米がたくさんあるのはすごく嬉しい。
シェアハウスでのお米のシェア方法
こちらのお米をもらう前まで、みんなで共有できるお米がありませんでした。
- シェアなかまで割り勘して買うのか
- オーナーのわたしが買った米を1合ずつ小分けにして、使った分だけお金をもらうシステムにするか
- もう面倒だし、米は買ってフリーにするか
- それぞれ自分で買った米を使うか
・・・と、いろいろ考えました。
割り勘して買うと、たくさん米を食べる人やちょっとしか使わない人で損得が生じてしまう。オーナーが買うとしても、ぎりぎりのところで運営している中でのけっこうな出費になってしまう。わざわざ小分けにするのもお金をこまごまもらうのも面倒。シェアなかまがそれぞれ米を買ってしまうと邪魔。
その結果、良い方法がありました。
いちばんたくさんお米を使うシェアなかまが購入したお米を、1合50円として、その他の人はそのシェアなかまに支払う。
支払う方法は、貯金箱にお金を入れるというセルフスタイルで。
1合50円は、どちらにとっても損得の少ない、しかもキリの良い金額。2合使ったら100円玉をポイっと入れておけば良いわけです。
この方法、おすすめです。
シェアごはん
こちらは、ある日のシェアごはん。
いつも、もちつもたれつの関係です。
「ギブアンドテイク」は違う!もちつもたれつの関係
わたしが作ったご飯を、みんなが食べることが多い。わたしがいちばん損をしている。とか、あの子はいつも自分で作らずみんなのご飯を食べてばっかだよね。とか、ちょっと考えればご飯に限らずこんな発言が出てくる可能性もあるのかもしれません。
小中学校でよくあるケンカの延長みたいな内容・・・女子のなかで発生しそうなトラブル。
シェア暮らしをするにあたって、こういうことはちょっと心配していました。そういうめんどくさい人は住んでほしくないなーとか。
ありがたいことに、ありんこハウス ではそんなトラブルがありません、今のところ。お互いに関心をもちつつも良い意味で無関心な部分が大きいのかなと、思っています。
だからこそ、気まぐれにユルく、いろんなものがシェアされているのです。これが、もちつもたれつの関係。
ちなみに、ギブアンドテイクの関係とは違います。ギブアンドテイクって、与えたらもらう、もらったら与える・・・双方向の矢印が同じ長さじゃなきゃならない、みたいな暗黙の了解があるので、「ギブアンドテイク」という言葉はじつは好きじゃないです。
正直、そういう細かいことを気にする人はシェア暮らしには向いていません。
シェアお菓子
こちらはもらいもののお菓子。先日、シェアなかまの甥っ子の写真撮影をさせてもらったんですが、そのお礼にとのことで。
そんなところで繋がりができたのもなんだか嬉しいし、お礼にもらったたくさんのお菓子をシェアできるのも嬉しい。
香川県シェアハウス生活。家族?友達?知り合い?他人?新しい関係性
しゃぶしゃぶ食べ放題の季節
シェアなかまとのパーティーをしました!
みんなが忙しく、できていなかったみんなの誕生日パーティーのつもりだったんですが、気づけばなぜかしゃぶしゃぶ食べ放題に・・・。行ったのは、高松レインボー通りにあるしゃぶ葉。
なんと、お寿司も食べ放題で1999円!さらにぐるなびのクーポンで割引。
シェアなかまとそのなかまと・・・
このパーティー、じつはシェアなかま以外にも友達が来てくれていました。シェアなかまの、友達。
シェアハウスで生まれたつながりが、さらにその友達へとつながっていく。
わたしありんこ、香川にふらっと移住してきて約3年半。あいかわらず友達は少ないですが、こんなところで生まれるつながりが、なんだか嬉しいです。
人によって、合う合わないがあるシェア暮らし。(きっと半数以上の人は合わないんじゃないかと思いますが。きっと合うのは、ちょっと変わっているような人たち)
すべての人におすすめはしませんが、こんな暮らしのスタイルもあるということ、ここにしかない面白さがあるということ、知ってもらえたら良いなと思います。