地震が起きたあとの行動と最低限の防災グッズ
高松の小さなシェアハウス(ALINCO house)のオーナー兼住人、ありんこです。
自然には逆らえないし、どこで何が起こってもおかしくない。いつ誰がどうなるかなんて、誰にも分からない残酷な世の中です・・・
南海トラフ地震だっていつ起こるか分からないし、大きな地震に誘発されてまた別の地域で大きな地震が起こる、っていうことも過去に何度もありました。見えないことを恐れていてもしょうがないけど、最低でも知っておくべき知識をもって、備えておくべき物は準備しておかなきゃならない!
ということで今回の記事では、実際に防災士に聞いた、地震が起きたときにすべき行動と普段から備えておくべき防災グッズをまとめて紹介します!
地震が起きた後にすべきことまとめ
緊急度「大」(家にいるのが危険だと判断される場合)
- とにかく避難する。
- 避難時は必ず靴をはく。
- 二次被害を防ぐために、余裕があればガス電気系はすべて消す、抜く。
緊急度「中」(すぐには行動を起こさなくても良さそうな場合)
- ガスを止める。
- 風呂に水を貯める。(体を洗う、トイレを流す用)
- 米を炊いておにぎりを作る。(非常食用)
- 緊急用回線確保のために、電話は控える。(身内の安否確認はネット回線の方が良い)
- ラジオ、テレビ、Twitterで情報収集する。
- ガラスなどで足を切るので、室内でも底の厚いスリッパなどを履いておく。
- 避難をするときは、ガスや電気系(ブレーカーも)全てオフにする。
南海トラフに備えて!防災グッズ7選
-
手回し充電ライト
ラジオ機能つきの手回し充電ライト。バッテリーと情報を保つことが被災後は重要です。
SONY ポータブルラジオ ICF-B99 : FM/AM/ワイドFM対応 手回し充電/太陽光充電対応
-
保温アルミシート
朝晩は冷え込むので、体を保温します。特に避難後の体育館や公民館は冷えるので、お子さんがいる家族などは必携。
-
簡易トイレ
排泄を衛生的に保ちたい方(ほとんどの人がそうだと思いますが)。トイレが混雑する場合も多いので、備えておきたいです。
驚異の防臭袋 【凝固剤、汚物袋、BOSの3点セット ※防臭袋BOSのセットはこのシリーズだけ!】 (50回分)
-
缶詰
飽きないようにパン、ご飯などを満遍なく用意しておくと良いです。日常でローテーションして消費していく感じがおすすめ。
-
ソーラーパネルつき充電器
電気が途絶えたとき用。スマホやケータイが手放せないこのご時世でもあり、バッテリーと情報取得がとにかく大事。避難所ではコンセント口が限られることが多いので、自家発電できるように。
大容量急速充電器 防水ソーラーバッテリー 2USB出力ポート/高輝度LEDライト付き/災害時/旅行/アウトドアに/iPhone/Android対応 SOS発信
-
サランラップ
保温、お皿を洗う水の節約、傷口の止血など。万能です。
-
ウェットティッシュ
水道が断絶されると水の供給が再現されます。体や顔をきれいにしたり、用を足した後の手拭きなどに便利です。
スコッティ ウェットティシュー 除菌 アルコールタイプ 本体 100枚
これくらいの量であれば、リュックひとつにまとまるので、家の中の取り出しやすい場所にまとめて置いておくのが良いと思います。わたしアリンコ、シェアハウス(ありんこハウス)でもそうしていますが、これにプラスして大量のチョコレートや携帯用歯ブラシなどの必要なものも一緒に入れておくようにしています。
2011年に起きた東日本大震災、当時わたしアリンコは実家のある横浜市内にいました。大きな揺れのあと次々とあちこちが停電、マンションだったので水も出なくなりました。最寄駅(横浜市では田舎の駅)の公衆トイレにはめちゃくちゃ長い行列・・・しばらくして公衆トイレの水も出なくなり使えなくなっていましたが。コンビニやスーパーの商品棚はどこもかしこも空っぽ。電車は震災のあと確か10日間以上は動かず。移動手段はないし、福島第一原発の事故にともなった放射線のこともあり、10日間以上外に出られない生活でした。
まあ、生きているだけで充分なんですが、生きているからには生き延びないといけないので・・・災害に対する最低限の知識をもって最低限の物を備えておく、という必要があるわけです。
コメントを残す