ありんこです。(プロフィールこちら)
大学生の頃から、いろんなサイトやアプリで日記を書いたりブログを書いたり。いろんな場所に、自分のふとしたときに考えたことを残していました。
ついこの間、4年くらい前に自分で書いたと思われるブログを発見・・・全く書いた記憶はないし、自分で読み返すのも恥ずかしかったので、全ての記事を抹消しようと思ったんですが。
せっかくなのでここでそのまんま公開してみます。
社会に出る前から、社会不適合者だったのかと・・・自分で爆笑。
今回の内容は、社会人1年目に入りすぐに書いた記事です。
人生で仕事に費やすことになる時間
全日空ハイジャック事件
先日テレビで、1999年に起きた、全日空ハイジャック事件についてやっていました。
当時自分は小学生。この事件があったことは、全く記憶にない・・・
この事件にとどまらないですが、世界中では毎日のように凶悪事件が起きている。そして、罪のない人たちがたくさん亡くなっている現状。
でも平和な日本にいるから、こんなこと、他人事のように感じている自分がいます。
ただ、いつ自分自身もこんな目にあうか分かりません。
自然災害だって、いつ自分のすぐ近くで起こるか分からない。
あるふつうの日の午後に起きた東日本大震災のときだって、まさかあの日に自分の人生が終わる。なんて知ってその日の午前中を過ごしていた人はいないはず。
不慮の事故で亡くなった人も、あふれるほどいます。ある日突然、不治の病にかかるっていう可能性もあります。
だから誰だって、自分がいつ死ぬのかが分からない。明日ですら保証されていない。今から数分後の未来だって同じ。
そんなこと言ってたってきりがないですが、とにかく、もっと一度しかない人生を精一杯楽しまなきゃなーと。
日本社会に生きる労働者として・・・
そして思うこと。
特に日本人は典型的ですが、仕事をしている時間が長すぎる。ありえないくらいに長い!
実際にどんだけ長いのか、計算してみました。
1日の睡眠時間を6時間とします。
起きている時間は18時間。
1週間にすると、18時間×7日=126時間。
仕事をしている時間は、平均して1日に12時間程度。(通勤時間など含む)
週休2日だとすると、1週間のうちで仕事に費やしている時間は、12時間×5日=60時間。
つまり、1週間のうち起きて活動している時間126時間に対して、仕事をしている時間がそのうちの60時間。
ということは、起きている時間の半分を仕事に費やしているわけです。
人生の半分を仕事に費やす・・・この数字が大きいと思うか小さいと思うかは人それぞれかもしれませんが。
もっと言うと、1日の活動時間から仕事をしている時間を除いたうち、さらに家事など毎日当たり前にすべきことをこなすための時間も除くと、好きな場所で好きなことをするための時間って、本当にわずか・・・。
仕事をするために生まれてきた、というくらい仕事が好きな人は良いですが、ほとんど人はそうじゃないんじゃないかと、思うのです。
定年退職などをして、やっと仕事から解放されたとき。
お金も時間も手に入れたとき。
今度はもう、楽しいことややりたいと思ったことに取り組むための、体力が残されていません。
冷静に考えれば分かるはずなのに、誰もが
一生懸命仕事をするのが当たり前。
つらくても、それをこなすのが仕事。
働くことが、大人にとっては人生のなによりも重要なこと。
っていう、誰が決めたわけでもない先入観をもち、どこの誰のためになるかも分からない目の前の業務に身を尽くさなきゃならない。
社会のことを何も知らない自分が言うのはおかしいのかもしれないけど、社会に馴染んでしまった人たちはそういうことを考えることもなくなるのかなー、なんて思ったりもします。
当時から、完全に社会不適合者だったようです・・・同じような考え方の人は、意外といませんでした。
そして今は、正規で雇われて働く、ということをやめてうろうろ、カツカツな生活を送っていますが。こっちの方が断然幸せ。
会社に自分を理解してもらうことも大事かもしれないけど、それ以上に、自分で自分を理解して、自分に合った働き方を選べる技術があるってのが、いちばん重要なんじゃないかと、思うのです。
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