
ありんこです。(プロフィールこちら)
こちらの記事で、モノの断捨離やモノ以外(人間関係など)の断捨離について紹介しました。
最近聞く機会が増えた”ミニマリスト”という言葉やそういう人たちの暮らしぶり。ミニマリストというのは、大量生産・大量消費の現代で、あえて必要最低限のものだけを持って生活している人のこと。
人間誰でも、あるだけの便利さを追求してしまうもんですが、手に入れたモノをあえてぐっと減らすことで、かえって暮らしは豊かになるよ、という考え方です。
今回紹介するのは、ミニマリズムではなくオプティマイズ。
ミニマリズムじゃなくてオプティマイズ
メンタリストDaiGo
オプティマイズ(最適化)という言葉。いろんな分野で使われていますが、生活スタイルや生き方についての”オプティマイズ”、メンタリストのDaiGoさんが提案していました。
オプティマイズ(最適化)というのは、自分自身の能力と成果が最大化される条件を探すこと。場合によってはものを減らしたり、逆に増やしたり。
ミニマリストを目指す人はいるけど、ミニマリストになるのは正直難しい。特に家族がいたりすると。
やたらとモノを減らすことよりも、やるべきタスクを減らしませんか?という提案です。モノを減らして、自分の可能性までも減らしてしまったら意味がない・・・自分にとって”ちょうど良い量”のモノのなかで、快適に暮らすのがいちばん。という話です。
その”ちょうど良い量”というのが、その人にとっての最適点。
文明が発達して生活が便利になればなるほど、その便利さを追い求めてしまうのが人間・・・。必要のない便利さを省いて省いて、極限まで省いたのがミニマリスト。ただもともと、ミニマリストになるとうことはあくまでも豊かな生活を手に入れるための手段なのに、モノを減らすこと自体が目的になってしまっている人が多いと言います。
そうじゃなくて、モノがある便利さとスッキリさの両立をすることが、なにより豊かに生きるために大事なことであり、その両立ができる人のことをオプティマイザーと呼びます。
”ミニマリスト”も”オプティマイザー”も、便利になりすぎて、モノも情報も溢れすぎている現代社会ならではの言葉かもしれないですね・・・。
にしてもDaiGoさんのYoutube、超早口。速すぎる頭の回転に、口の回転も付いて行けてしまっているんでしょう。
ちなみにDaiGoさんは小・中学生の頃はけっこう長期間に渡っていじめられっ子だったよう。そんなネガティブだった人間が、ここまで自信家になれたそうです。まわりの環境のせいにするんじゃなく、どんな環境で育ったとしても境遇をバネにしたもん勝ちですね。
そんなDaiGoさん、本もたくさん出しています。生き方の参考になるような、おすすめ数冊、貼っておきます。



スピリチュアル系なんかじゃなく。経験や文献からだけでもなく、心理学や生物学など多分野からの科学的根拠にもとづいて法則や意見を述べている、ということが、DaiGoさんの信頼度でありおもしろさ、他の自己啓発本の著者との違いでもあります。
ミニマリストか?オプティマイザーか?
ミニマリストは、最低限のモノだけで超シンプルに暮らす。
オプティマイザーは、自分にとっての最適な空間をつくるという面で、モノを増やすことも、減らすこともいとわない。本当に好きなこと、命をかけてやりたいことに関するモノはいくら増えてもOK。ただ、それ以外の欲求でモノが増えるのはダメ。
わたしアリンコがこちらの記事で紹介した断捨離の方法。「ものをどんどん捨てていくだけじゃ、心の中までに空白ができてしまいそうなので、趣味など特定のものについては、残すという選択肢をとっています。」
これは、もしかしたらオプティマイザーに近いやり方だったのかもしれません。ミニマリストとオプティマイザーのちょうど中間かな・・・。呼び方はなんにせよ、ミニマリストを目指す過程で勝手にオプティマイズしていたようです。

どんな環境下でもストレスをためずに生活するために、日頃から実践できるちょっとしたコツ、さらにこちらの記事でも紹介しています。
ただ、災害時とか旅の途中とかサバイバルとか・・・日常がちょっと壊れたときのことを考えると、やはりできるだけミニマリストに近い生活が良いと思います。つまりオプティマイザーになるとしても、自分自身の最適点をできるだけミニマル寄りにできる、というのが良いんじゃないかと。
結局、最適点は人それぞれ。極端なミニマリストをそのまんま真似するのでもなく、便利さを追い求めすぎるのでもなく、自分だけの最適点を自分で探すのが大事ですね〜