NVC:非暴力コミュニケーションで人間関係がうまくいく!

ありんこです。(プロフィールこちら

香川県へふらっと移住してきてから迎える、4度目の夏が終わりました。

ちょっと前におとなりの徳島から、香川に遊びにきていて知り合った友達、再び香川に来ているとのことで、最近再会。

人間心理に関係するおもしろい話をちょろっと教えてくれたので、シェアします。

 

NVC(非暴力コミュニケーション)とは

NVC(Nonviolent Communication)、日本ではまだあまり知られていないですが、アメリカの臨床心理学者でありカール・ロジャ-ス博士の弟子、マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって体系づけられた、コミュニケーション方法です。

直訳すると、”非暴力コミュニケーション”。

そう言うとなんだか、ただ暴力を振るわないケンカ?みたいなイイメージをもってしまいがちですが・・・ここでの暴力というのは、手を出して体を傷つけるというだけじゃなく、言葉の暴力などを含めた他人を傷つける行為のこと。

NVCは、コミュニケーションにおいて相手を傷つけることなく、お互いが相手を思いやりながら共感をもって進める方法のことです。

 

頭(思考)で判断・批判・分析・取引などするかわりに、自分自身と相手の心(ハート)の声に耳を傾けて、今の感情(Feeling)・ニーズ(Needs)を明確にしていくことで、お互いの誤解や偏見からではなく、心からつながりながら共感を伴ってコミュニケーションをすることを主眼にします。

具体的には、「観察(Observation)」「感情(Feeling)」「ニーズ(Need)」「リクエスト(Request)」の4要素に注目しながら、コミュニケーションで起こっている問題・ズレを整理していくという方法をとります。

こうすることで、自分の、また、相手の内側にある大切な思いを丁寧に扱い、ともに平和を創りだすことをめざします。

出展

・・・って聞くと、正直なんだかよく理解できないし、うさんくささも感じたり・・・。

でも相手を思いやることって、口で言うのは簡単だし、できている気になっていることが多いだけで、じつは本当に難しいことなのです。だからこそしょっちゅう、人間関係にひずみが生じるわけであって。

 

NVCの4つの段階

NVCでは、4つの段階(観察→感情→ニーズ→リクエスト)という4つの段階に分けて、コミュニケーションのなかで生じるズレなどの問題を解決していきます。

よくやってしまいがちな、自分の感情を閉じ込めて相手の批判や分析をする・・・ってのじゃなく、むしろ自分の感情やニーズを自分自身で理解して受け入れる。

相手の心にも寄り添いながら、感情やニーズを理解する。

ということに集中してコミュニケーションをとっていくことで、誤解だとか偏見だとかを生じさせずに、共感をもってやり取りができるようになってくるといいます。

 

観察

相手とコミュニケーションをとろうとするとき、まず状況を観察します。

観察をせずに自分の感情をぶつけてしまえば、ほんのちょっとのことが争いの火種になってしまうので。

 

感情とニーズ

感情

感情というのは、あくまで自分の感情。

出展

自分の感情と比較してみて、当てはまるものを選びます。

たとえば楽しみにしていた友達との旅行を、相手にキャンセルされたとき。

「ムカつく」とか「ひどい」とかだと、相手が主語になってしまうので、そうじゃなく。

自分が主語になるように、「悲しい」とか「ショックを受けた」とか。

 

ニーズ

そして今度は、本当は自分は何を求めていたのか(ニーズ)を明確にします。

出展

一緒に旅行に行くのを楽しみにしていたのに、キャンセルされて「悲しい」、「ショックを受けた」。

本当は「誠実さ」とか「交流」を求めていた、とか。

そんな要領で、自分の感情とニーズを押しつぶさずにちゃんと言葉におこすのが大事。

 

リクエスト

そして、相手に対するリクエスト(要求)です。

言葉にしなくても、自分の感情を相手が理解してくれている・・・なんて、そんな都合の良いことはないのに、なぜか人は、相手が察してくれることを求めてしまいがち

相手に理解して受け入れてもらうために、言葉で、ちゃんと要求の形にして伝えるという段階です。

 

日本でのNVCの利用

NVCは、アメリカの心理学者によって体系づけられたコミュニケーション方法ですが・・・

はっきりと言葉で伝えず察すること、言葉を濁したり顔色を読んだりすることが多いのは、どう考えても日本人。

しかも、こういう目に見えない心理学的な考え方や手法に対して、うさんくささを真っ先に感じてしまうのも日本人。

簡単なことのようで難しくて、突き詰めれば突き詰めるほどおもしろいNVC、ちょっと興味がわいたら勉強してみるのもおすすめです。

NVCに関する日本語の著書が数冊出ているし、理解して実践するための勉強会が日本全国で行われていたりもするようです。

 

NVCを体系づけたマーシャル・B・ローゼンバーグの著書。

この記事なんかより分かりやすく、詳しい説明が書かれています。

 

こちらはかなりおもしろい。

NVCの説明というより、日常生活の具体的な場面に落とし込んで考えたり、実践したりできる本です。

【人間関係】気をつかわない気づかいの仕方

2018.09.14

究極の教育本「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」

2018.09.12

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