1年で英語がぐんっと上達!おすすめ最短英語独学勉強法

ありんこです。(プロフィールこちら)
インターネットやLCC(格安航空)の普及によって、シームレスな世の中になった現代。「グローバル化」だとか「グローバル人材」っていう、世界が一体となった状態が前提になってきました。
「英語くらい話せないと・・・」そんな言葉が言われ始めたのは、とっくの昔。
でも残念ながら、日本の英語教育って実践的だとは言えない。結局は暗記教育から脱することができていないのが現状です。
中学1年生から大学4年生まで10年間英語を勉強した日本人(最近は小学4、5年生からちょっとずつ英語教育が取り入れられ始め、さらに英語教育の開始学年が下げられようとしていますが)。
10年間勉強しておいて、いったいどれだけの人が英語を流暢に話すことができるんだろか。膨大な勉強時間ばかりかけて、英会話初心者から脱出できず、映画の英語も字幕なしには聞き取れない人が大半・・・
英語が話せないもどかしい体験がエンジンに
こんな体験をしたことはないですか?
- まちなかを歩いていると、海外の人に英語で道を尋ねられたが上手く答えられなかった。
- 海外旅行に行ったが、現地の人となかなか英語でコミュニケーションを取ることができなかった。
- 英語を話せるようになるには海外留学が一番だけど、金銭的な事情や時間的事情を理由に1年以上行けておらず不安を感じている。
まさにこういう経験が、英語を学習して話せるようになるためのエンジンになるのです。
いくら人に言われようが本を読もうが、経験こそがすべてのエネルギー源であって、人の行動を唯一促してくれる起爆剤。
英語学習は新時代に突入している。英会話初心者でも留学しなくても英語は必ず話せるようになる
英語の勉強法に悩んだことは?
とりあえずTOEICの勉強をしたり、とりあえず単語帳を覚えてみたり、とりあえず駅前英会話教室に通ってみたり、とりあえず聞くだけで話せるようになる(?)教材を取り寄せてみたり。
わたしも英語を話せるようになりたい一心で、すべての項目を体験してみました。でもどれも上手く行かなかった(残念)。
今では外国人と日常会話程度なら不自由なく話せるようになったわたしが言えることは、どれもきっかけとしては良い。ただ、それだけじゃ英語を話せるようには絶対にならないということです。同じような実感のある人は多いんじゃないだろか。
じゃあ英語をペラペラと話せるようになるためには、どんな勉強方法がおすすめなのか?
英語が話せるようになったら、旅先やビジネスでぐっと幅が広がるのは間違いないです。
チャンスを広げたい、できることなら世界で通用する英語を身につけたい。そんなくすぶりをもつ人に、今回の記事では、海外留学をしなくても独学で英語が話せるようになる勉強法を伝授します!
英語を話すために大切なたった3つのシンプルなメソッド
- レッスン1:基本的な文法や文章の構造を理解する
- レッスン2:単語はもちろん便利なフレーズ集を覚える
- レッスン3:とにかくアウトプットする
英語をしゃべれるようになるためには、この3つのステップをとことん繰り返しやることが重要です。
1、2は日本人の得意なインプットなんですが、話せるようになるためには3のとにかくアウトプットすることが重要なのです。
少し冷静になって考えてみると・・・今まで生きてきた中で鮮明に覚えている記憶の多くは、失敗して「あーミスった〜」と悔しく感じたことや、何かに成功してうれしく感じた体験なんじゃないだろか。
自分自身で行動を起こし、とにかく話してまずはたくさん失敗する。その失敗から改善点を模索して、継続してチャレンジする。そして小さな成功を積み重ねる。このプロセスでしか英語は話せるようにならないのです。
そんなこと言われても、海外の人と話すのはちょっと怖いし恥ずかしい・・・
そう感じる人も少なくないですね。わたしもそうだったし、その気持は痛いほどわかります。わたしも昔は英語を話すことがまったくできず、外国人を見ては萎縮してしまっていました。単純になんか怖い。
でも大学生になってから個人的に海外に出かけるようになり、英語で人とつながることの素晴らしさとか、話せることの楽しさを実感。失敗を繰り返しながら徐々に上手くなっていったのです。
失敗するのは恥ずかしいし正直つらい。でもそんな過程をも思いっきり楽しみ、明るく前向きに取り組む。これが英語を話せるようになるためのいちばんの近道なのです。
英語を独学で勉強するときのおすすめ教材
レッスン1:英単語&英文法
英単語
基礎がおぼつかない人、カンタンな単語から復習したい人には例文で覚える中学英単語・熟語1800がおすすめです。
基本的に、話すためには難しい単語はいりません。中学校レベルで全然OK。
実践的な英会話では、できるだけシンプルで簡単な言い回しでポンポンとスピーディーに会話を進めることが何よりも大切。難しい言い回しを考えて煮詰まってしまっていては話が進まないです。
さらに上級者で、「こんなんじゃ足りない!英単語たくさん覚えたい!」という人には、システム英単語やDUO 3.0がおすすめ。
どちらか一冊をマスターしておけば、英単語の基礎は間違いないです。あとは専門性に合わせて勉強を上乗せしていくイメージでOKです。
英文法
続いて、基本的な文法や文章の構造を理解するためのおすすめ教材を紹介します。
本当に英語が苦手で苦手でしょうがないという人は、東進ハイスクールで数々の授業をされている大岩先生のいちばんはじめの英文法がおすすめです。
本当に基礎の基礎の英文法を、めちゃくちゃ丁寧に解説しています。自称、英語がめっちゃ苦手!どうしようもない・・・という人はこれをまずやり込むことから始めましょう。
次に、ある程度の文法はできてるけど「ちょっと不安が残るのでもう一度学び直したい。」「ある程度得忘れてるから一冊復習したい。」という人におすすめなのが、一億人の英文法 すべての日本人に贈る「話すため」の英文法。
この書籍はとっても珍しくて、ネイティブスピーカーの目線から文法を捉えたという、実用的で効果のある有名な本なのです。
まだ読んだことがない人はぜひ一読してみてください。この1冊を完璧に繰り返し読み込めば、文法の基礎はバッチリです。
レッスン2:フレーズ集
次に、よく使うスピーキングフレーズ集。
英語のドラマや映画などでは、空気を吸うように当たり前に、これらのフレーズが飛び交っています。スラスラと使える英語の引き出しを増やすことが、なによりも英語を話せるようになるためには必要です。
英語初級者、全然英語話せないしとっさに英語がまったく出ない、という人におすすめなのがほんとに使えるリアルな英語フレーズ です。そしてこれは絶対に途中で挫折しないのです!なぜなら漫画だから。
超飽き性のわたしでも、これはスラスラ読めたしとにかくわかりやすい。「できるだけ簡単に独学でリアルな英語フレーズを身に着けたい。」「楽しくペラペラ話せるようになりたい。」そんな人にはピッタリのおすすめ勉強法です。
ここまでざっと終了すれば、ある程度英語がしゃべれるようになってくるはずです。
次のレベルにおすすめの教材が、どんどん話すための瞬間英作文トレーニング。
これは英語業界では言わずと知れた名著で、日本語で話された例文を自身の頭で考えて英語に還元する練習をとことん追求することができる本です。
つまり、レッスン2(フレーズ)とレッスン3(アウトプット)の架け橋になるような教材。
これまでアウトプットの練習をしたことがない人なら、最初のうちは全くできなくて当然。何回も失敗しながら練習をしていき、粘り強く続ければ必ず話せるようになります。
レッスン3:とにかくアウトプット
前置きが長くなったんですが、大切なのはここから・・・。
まず、レッスン1とレッスン2だけを追求したとしても英語は話せるようにはならないです。レッスン1とレッスン2は、基礎練習みたいなもん。
実際に英語をペラペラと話せるようになるためには、外国人とリアルタイムで話す場を数たくさん設けて、自分が話せない事実に打ちのめされ、それでも会話ができる楽しみを知って英語を話し続ける事が必要なのです。
ここの段階で「つらい!無理!」と挫折してしまう人が多いのが日本人ですが、逆に言えばこの壁さえ乗り越えられれば、絶対に英語を話せるようになります。
英会話教室に行くよりもオンライン(スカイプ)英会話でアウトプット量を増やす
そんなこと言っても、海外留学とか行く暇もお金もないし、外国人と日常で話す機会なんてない・・・。
というときは、文明の利器に頼ります!インターネットの普及とともに、海外留学なんかしなくてもネイティブと英語を話せるチャンスをつくれるようになっているのです。
日常的に海外の人と話す機会のない人におすすめしたいのが、オンラインスカイプ英会話です。(スカイプを使わなくてもできる、というものもあります)
わたしも普段海外の人と話すことがないので使ってみていますが、しっかりとアウトプットの時間が取れるので満足しています。
オンライン英会話のメリットはどんなところにあるか?簡単にメリットとデメリットを紹介します。
オンライン(スカイプ)英会話のメリット
- 自分の好きな時間に好きな場所で英語を話すことができる。
- マンツーマンでたっぷりと英語が話せる。
- リモートでネイティブとつなぐため、教室代や交通費などの経費がかからず授業料が安い。
仕事やバイト、サークルや飲み会で忙しくても、自分のスケジュールにあわせてフレキシブルに授業が組めるというのは、学習を継続して行う上ではかなり効果的。
さらにそこら辺でよくやっているグループレッスンとは違って、1時間のレッスンなのに実際に自分が話していたのはたったの3分だけ・・・なんてことは全くない。
そしてびっくりするほど、リーズナブルに英語を話す機会を作れちゃうのです。(強いて言えばデメリットは、電気代がほんのちょっとかかるのと、ライブカメラに自分の顔と背景が映るので部屋を片付けないといけないことくらいだと思います。)
ここまで来ると、「英語もろくに話せないのに実際に英会話をするなんてまだ早い・・・」なんて思っている人もいるかもしれないですね。でも、そんな人こそまずはこのオンライン英会話で直接海外の人と話すきっかけを作ってほしいのです。
なぜかと言うと、話さないと話せるようにはならないから。さらに、話せない自分を認めて悔しい思いをすることこそが英語を学習する上での何よりのエネルギーだからなのです。
これまで紹介した練習方法を続けて、段々と話せるようになってくると、英語を使って話すことの喜びを感じることができます。その成長をうれしいと感じ、「おっ自分いけるかも」と英語学習にドライブをかけるためには、リアルタイムで海外の人と英語で話す機会を作る必要があるのです。
ここまでで、英語を話すためのメソッドは充分。あとはやるかやらないか!やらなければ1ミリも変わらないし、もしやって失敗しても必ず成長します。ぜひ、初めの一歩を踏み出してみてください〜
【参考】おすすめの無料体験講座
▶︎ ビズイングリッシュ
▶︎ ネイティブキャンプ
▶︎ レアジョブ英会話
さらに、ビジネスや海外旅行など近いうちに英語力が必要になる場がある、という人には、超短期間で日本人トレーナーがマンツーマンで学習をサポートするプログラム(週1回の通学学習指導2ヶ月間+自宅学習によって徹底的に英会話の力を身につける)「レアジョブ本気塾」がおすすめ!こちらも無料体験があります。